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【ヲタ活レポ】第76話「Pimm's」〜ヲタくレガシー:実直シンパシー篇

■今回のテーマ曲■


■第76話「Pimm's」■

Pimm's10周年記念の代々木公園野外音楽堂ライブに行ってきた。今回はそのレポとともに、後半であらためて"元主現場"であるPimm'sについてまとめてみたいと思う。

ライブハイライト

※撮影はすべて著者によるものです。

アイドルとして10年間グループを続けることの難しさは、この間ヲタくの私ですら痛感してきた。そんな厳しい時代の中でPimm'sはこの頂に立つことに成功した。まずは純粋にそのことをお祝いしたい。本当におめでとうございます。

この日は、新曲3曲を含む全20曲を披露。セトリは以下のツイートを参照してほしい。

当日は撮影可だったので、いくつかステージシーンをあげていきたい。自身らが憧れていたという代々木公園野外音楽堂でのパフォーマンスはいつも異常にパワフルに感じた。

そして、メンバーの川崎優菜さんが6月にPimm'sを卒業する。この日は、現体制7人での最後の大きなステージとなったのだ。

私がPimm'sを未だに好きでいるのは、もちろんグループとしての魅力もさることながら楽曲に魅了されているところに他ならない。メンバーが変わっても継承され、そして更新されるこのグループの楽曲とパフォーマンスは本当に素晴らしい!


ライブ終盤で、キャプテンの小林智絵さんが放った言葉が脳内を巡る。

「この7人で、、、。」

小林智絵

どうしてもこのワンシーンが思い浮かんでしまう。。。いつまでも懐古中で申し訳ない。しかし、それはレガシーであり、7人で最強のPimm'sという真意にも思えた。川崎さんが卒業した後、また最強のPimm'sになれることを心から願っている。

9月からはツアーを開催。各メンバーの出身地へ凱旋するとのことで過去最大の規模感になるようだ。11月にはO-EASTでの千秋楽。。。
これからもPimm'sのライブが私の中で最高なのは変わらない。ヲタくとして生き続けるなかで、生涯この出逢いに感謝していくことだろう。


レポはここまで。ここからは、あらためて私とPimm'sについて触れておきたいと思う。

前回同様、ハイライト形式で私とPimm'sについて振り返ってみたいと思う。とはいえ私にとってPimm'sを主現場としていたのは2019年の1年間だけだった。にも関わらず、どの時代よりも濃密で、熱くて、エモくて、最高だった。

①新谷真由
Pimm'sとの最初の接点は2018年のGWにすでに訪れていた。主現場monogatariや鹿沼亜美さんが集まる豊洲PITの対バンで、私は当時新メンバーだった新谷真由さんに執拗な勧誘を受けていた。ビラ配りをしていた彼女に正直見向きもしていなかった、、、。いや、可愛かったのは覚えているので見てはいた。ただし、その誘いにのることが眼中になかったのだ。もしこの時、彼女の誘いを受けていたら、、、また物語は変わっていただろう。その後、まさか自らPimm'sにハマることになるとは思いもせず。だからこそ、私は新谷真由さんに頭が上がらないのだ。

②優秀なYou Tube
ではなぜPimm'sにハマったのか。それは当時の私のYou Tube(AI)が非常に優秀で、おすすめ動画に『うりゃおい。』を勧めてきたことに起因する。

その他の動画や音源にもハマり、私の中でPimm'sライブへ行きたいという欲求が高まっていったのだった。この頃はまだセンターの郡司英里沙さんの圧倒的なオーラに押され、私はこの人は好きにならないなぁと謎の決めつけをしていた。。。

③郡司英里沙さん
運命の出逢いというものが少なからずこの世界には存在すると私は思う。そのひとつが、彼女との出逢いだった。実際にライブパフォーマンスや特典会でファンの方と話す彼女を観て、そのオーラとは裏腹に発する気さくな一面に思わず特典券を買っている自分がいたのだ(笑)。ガチ恋などではない、尊い存在、それが郡司さんだった。その言葉、パフォーマンス、すべてが私がアイドルヲタくになった意味を暗示してくれていた。それは紛れもなく、彼女に出逢うため、そして後に触れる2019年12月23日を迎えるためだったと。こうして、雷鳴のごとく現れた郡司英里沙さんとの物語が始まったのだ。

「今、この瞬間に出逢えたことに意味がある。だからこの瞬間を大切にしていこ?」

郡司英里沙さん

突き刺さるいくつもの言葉は今でも私のバイブル的存在なのだ。

④うりゃおい。
この曲がきっかけとなったPimm'sとの出逢い。ライブでの湧き曲として定着化していることもあり、抜群のタイミングで召喚されることも多い。数多くの『うりゃおい。』を目の当たりにしてきたが、個人的に史上最高の『うりゃおい。』は2019年TIFのフェスティバルステージだ。この時初めて他現場のヲタく仲間たちがこの曲でアッセンブルしたあの瞬間は、今でも越えられない最高の瞬間だった。

⑤栗田麻理ちゃん
アイドルとヲタくにとって、夏は特別な存在だ。お互いの繋がりを暑さという言い訳でより強固で思い出深いものにしてくれる。絆の時期だ。だからこそその反動が大きい。郡司英里沙さんが、グループからの卒業を発表したのも夏が終わった頃だった。そして療養のためにしばし休息することとなった。私は文字通りからっぽだった。それでも当時発売を控えていたアルバムの都内圏でのリリースイベントには全て足を運び郡司英里沙さんのメンバーカラー:黄色を振り続けた。自分でも迷惑なヲタくだとわかっていた。それでも辞められなかった。未だに本当に申し訳ない気持ちが溢れる。

そんな中でも郡司さんが再びステージに立つことが決まったその日、私は栗田麻理さんとチェキを撮った。実はPimm'sで一番最初にチェキを撮り、要所要所で通っていた存在でもある。そこで彼女にこんなことを言われた。

「whipが黄色を振り続けてくれたから、いつも英里沙さんがいるような気がして寂しくなかった。だから謝らないで、むしろありがとう。」

栗田麻理

一生忘れたくない言葉だ。厄介なやつと自負していたのに、それを嬉しく感じてくれる人がいた。それを言葉にしてくれた。それだけで幸せだった。

郡司さんが戻ってきて、最初に再会したあの日、彼女はこう語ってくれた。

「まりりん(栗田麻理さん)から聞いてたよ、ずっと黄色振り続けてくれる人がいるよーって。絶対にwhipだと思った、帰ってこれる場所を作っててくれてありがとう。」

郡司英里沙さん

⑥はいせーのっ!
その時は、どうしたって訪れた。2019年12月23日。渋谷のO-EASTにて郡司英里沙さんは有終の美を飾った。最後の最後で披露した『kimi to boku』は私の中で史上最高のライブシーンだった。この瞬間を感じるために私はアイドルヲタくになったんだとすら感じた。

数日後、このライブ映像の動画が上がった。

「この7人の集大成を受け取ってください、kimi  to boku。」

郡司英里沙

それに続いて聞こえるとあるヲタくの「はいせーのっ!」。これが私の声だと言うのは、真実であり戯言かもしれない。それでも私は言いたい、この日までヲタくだった私の証がこのかけ声として残されていたんだと。

⑦サビオ
サビオとは北海道で絆創膏のこと。ここでは、山田南実さんのことを指す。彼女はPimm'sに郡司英里沙さんに憧れて入った。そんな彼女に郡司さんの卒業後、面影を重ねていた。これからも新しいPimm'sを応援していこうと。。。しかし、コロナ禍が始まりアイドル業界にもその余波が押し寄せた。結果、栗田麻理さん、新谷真由さん、山田南実さんが卒業することとなる。この頃の私は本当にヲタくとして呪われていたのかと思わんばかりに大切なグループや人との絆を全て断ち切られていった。そこに貼るサビオ(絆創膏)すらないほどに。

⑧殿堂入り
時代は進んで、私も再びPimm'sのライブを観れるような心持ちになった。そんな時に出逢った楽曲が『YES』だ。

懐古したっていいじゃないか、それは私だけの思い出なのだから。その想いを胸に、今のPimm'sを応援したらいい。いつしかそう感じはじめた。私にとってPimm'sが殿堂入りした瞬間だ。これからも想いや歌詞を後世に紡いでいってほしい。

私にとってPimm'sに出逢えたことは、今でも胸をはって誇れるヲタく人生の遺産だ。何千回だって何万回だって、キミに会いたい。


【参照資料】

以下、whipwotakuuniverse関連参照資料です。
作成はすべて著者によるものです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

※本記事は、筆者の体験を元に主観で執筆したものとなります。あらかじめご了承ください。何卒。


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