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【ヲタ活レポ】第157現場「NELKE」〜雪解けHORIZON篇/ホライズン

■主題歌

■第157現場「NELKE」

僕には程遠いと思っていたコンテンツ、バンド。アイドルヲタくが性に合ってる。だから本腰で好きになれる感じではないと決めつけていた。

2024年4月23日、シンガーソングライターだったRIRIKOさんが、バンドとして"NELKE"を結成した。昨年から活動していた"RIRIKOバンド"が正式にバンドとして改名することになったのだ。

今回はそんな新たな旅立ちの日となったライブに行ってきた。RIRIKOさんライブのこれまでを振り返って書いてみたい。

◆NELKE公式X


はじまり、未来。

群青の世界の楽曲を好きになったこと、それがRIRIKOさんと出逢ったきっかけだった。同じレーベルに所属していたことから、RIRIKOさんが楽曲提供をしていた。群青の世界のデビュー曲『アンノウンプラネット』から共に歩んできた感覚だと、共演したライブでも話している。作曲を手がけた『未来シルエット』は僕の人生の中で大切な楽曲となったし、『僕等のスーパーノヴァ』『ごめん、好きになって』など、群青の世界の中でも僕の上位にくる楽曲はすべてRIRIKOさんが創られたものだった。

2022年くらいだったか、、、。初めてRIRIKOさんのライブに足を運んでみることにした。楽曲クリエイターの彼女が、個人でも活動していることを知り、その曲を聴いてみたところ、、、激ハマりだった(笑)。

当時はまだ弾き語りだったRIRIKOさんの創るライブ空間は、とても居心地がよく、合間で話す言葉ひとつひとつがまるで歌詞のようだった。

2023年になり、RIRIKOさんはバンドとして活動を開始。それからも少しずつではあるが、ライブや対バンに足を運び、彼女が創り出す音楽の世界を堪能した。

そして、今回、バンドスタイルで初の開催となるワンマンライブ。チケットはソールドアウト!この間に沢山の方が彼女たちの楽曲やパフォーマンスに魅了されたことが肌身で感じられるものとなった。

※撮影はすべて著者によるものです。


カーネーション

今回は『主題花』という新作EP(シングル以上アルバム以下の作品)を引っさげたライブだった。

収録曲の『春か未来』を始め、花にまつわる楽曲で構成され、すべてRIRIKOバンドで手掛けたサウンドになっているとのこと。

『春か未来』の疾走感あるリズムに、力強いRIRIKOさんの歌声、そして共感できる歌詞が、またも僕を魅了させてくれた。ここまで新作を出す度にすべてが波長に合うアーティストもなかなかいないのではないだろうか。

ソールドアウトした会場を包み込む、彼女たちのライブ空間は本当に身体が音色に身を任せる感覚で心地よさしか感じなかった。

ライブの終盤、RIRIKOバンドが改名することが明かされた。その名が"NELKE"だ。ドイツ語で、カーネーションを意味する言葉で、ファンを含めた皆で花束を作り上げたいという想いが込められているんだとか。

印象深かったのは、ライブの終盤でRIRIKOさんが語っていた言葉だ。

「一人で何でもできると思ったていた。一人でいる方が向いてると思っていた。でも、独りでは見られない景色があることを知った。(略)でも、私は独りになってしまう辛さを知ってる。それを伝えられる楽曲を届けたい。最高の仲間と共に。」

RIRIKO(抜粋)

僕自身、独りでいることや一人でなんでも行動してしまう体質なので、RIRIKOさんの言葉にすごく共感できた。

こうして書いたことを見てくれる方や、普段ツイキャスで話すことを聴いてくれる方がいて、一緒にライブの話をできる人がいて、そして会いたいと想える大切な推しがいて、、、。決して自分が一人でないことをあらためて感じさせられた。出逢ったすべての方に伝えたい、ありがとうと。


群青の世界をきっかけにライブに通い始めていたけれど、実はソロで活動されている時代から応援しているファンになっていた。楽曲制作者のライブ、ではなく彼女のバンドのファンになっていた。ひとつのバンドが歩みだす瞬間を目の当たりにすることなんて、早々ないだろう。

これから先、RIRIKOさんとその仲間が創り出す音楽を、今度は横目ではなく主体的に見ていきたい。僕も彼女たちのカーネーションの一輪になれるように。

まさにファンと作り上げたNELKE

最後まで読んでいただきありがとうございました。また次の現場でお会いしましょう。

※本記事は、筆者の体験を元に主観で執筆したものとなります。あらかじめご了承ください。何卒。

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