whip的ヲタく心理学概論
ヲタく心理学とは、ヲタく(主にアイドル)をする中で感じた様々な感情をwhip的に集約、定義化したものである。
後に触れるが、これらの定義は"ヲタく"としての私がまとめたものであること、従ってオタクでも、ヲタクでもなく、ヲタく心理学としている点はご容赦いただきたい。
※2023年4月現在。
まずは、私の本質を読んでいただきたい。
こうしたアイドルヲタくを続けてきたことから芽生えた感覚や思いであることをご理解いただけたら幸いである。
①オタク/ヲタク/ヲタく
まず、根本的な名称の区分から。
ファン
オタクよりもライトな立ち位置で応援したり、気になったりしている人。
オタク
一般的にググると【愛好者】とされている。様々なカルチャーに対して愛好している人の名称としての意味。
ヲタク
オタクの中でもアイドル文化を愛好している人を指す。ごく一般的なアイドル愛好者の名称。
ヲタく
ヲタクの中でも、何か特質したモノを持つ人。こだわりや感情、技能など様々なスキルを持ち合わせた存在。オタクの上位概念的存在。
②好き/大好き/愛してる
これはあくまで私的な愛情を指す言葉の定義である。
かわいい/カッコいい/素敵など
ライトな意味合いで対象を好意的に捉えている感情。好きまではいかない。
好き
その人のことを好意的に捉えている感情。他者との並列がある。
大好き
その人のことをより好意的に捉え、他者との並列は無く、特に好きな状態の感情。
愛してる/愛おしい
その人のことしか考えられない。言葉にできないからあえてこの言葉を使うといった心境。他者よりも抜きん出て大好きで、感情の並列などあり得ない状態。
ア・イ・シ・テ・ル
本心ではそこまでの愛おしさは無いものの、【愛してる】感情の擬似的な表現として使用する。
③推し/ガチ恋
推し
特定の好意的感情を持ち、そのグループの中で自分が愛好する対象として定めた時に使う名称。
①自己投影型
推しに自らを投影するタイプ。共に歩む、切磋琢磨していくことを目的とし、共感することを最大の価値観としている。
②疑似恋愛型
推しに叶わぬと思いながらも恋心を抱くタイプ。疑似恋愛に近く、恋人ごっこのようなコミュニケーションを行い、互いの関係性を築くことを価値観としている。
③尊敬崇拝型
尊ぶべき存在として推しを崇拝、尊敬するタイプ。崇めるという点、新しい知識や感覚を得ることを価値観としている。
④広義的な推し
一般的な推しと同意。①〜③が複合的に入り込みそこまでどれかのパターンに寄り過ぎないタイプ。応援したり、共感したりすることが価値観となる。
【推し契約】
推しと契約を結ぶ行為。その人以外を本質的に推さないと誓う行為でもある。その具体的な条件としては以下となる。
・推しに本名を名乗る
・推しを何かしらでアウトプットする
→イラスト、詞、画像加工など
・推しに手紙を書く
・花を贈る
推し契約は一方通行の場合と、相手側に受け入れる双方契約の場合がある。しかし、いずれの状態でも、対象人物以外を推さないという契には他ならない。
ガチ恋
ガチで恋してしまっている状態を指す。日常生活の中で、推しとどこかに行きたい、何かをしたい、などと考える場合がこれにあたる。つまり、ライブや特典会など以外でも"会いたい"と本質的に感じることがガチ恋心理になっていると定義されるのだ。
ガチ恋にはその状態の中で各々のヲタくらが、それぞれの価値観や感覚を付属させる。その中の一つしてこちらをあげておきたい。
【自分最終的理論】
推しに今恋人がいる。他にもたくさんのヲタくがいて関係性を築いている。でも、それは今の時点であって、最後は自分と結ばれる。だから現時点の事象はさほど気にならないという理論。これを身につけていると同担拒否などの感情はないが、よりガチ恋対象しか見なくなるのでかなり危険な感情状態となる。
以上がヲタく心理学の一番核となる部分である。これらを基に、今後【一目惚れ理論】や【推しとの関係性】について触れていきたい。
あくまで個人の感覚での執筆となる旨、ご理解いただきたい。決して強要等ではない。しかし、これらを理解し、なにか一つでも共感いただけたのなら幸いである。
何卒。
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