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2024.08.24 川の生き物調査隊

「人前で話すのは得意じゃなくて…」と胴長を着てはにかむ青年。今回はそんな鳥取環境大学2年生の永田くんを講師にお招きした、川の生き物調査隊です。彼の知識量と生き物を愛する気持ちを一目見ただけで確信したスタッフ松岡は、この日をワクワクして待っておりました。
さあ!永田隊長デビューです!!

早速みんなで川へ!

いざ!ガサガサ!

隊長、無造作にコロコロ石を転がしているように見えるのに、どんどん生き物を捕まえていきます。ちなみにスタッフ松岡は家から金魚網をみんなの分持ってきましたが、永田隊長に「それでは川は戦えません」とバッサリ。本日はカメラマンに徹します。

この石の下が怪しい…

観察会中、気になるのは、永田隊長が出し入れするタワー型ケース。彼のお眼鏡に適ったものだけが、この水生昆虫タワマンへの入居を許されます。

水生昆虫タワマン

みんなも負けじと網をゴソゴソして、集めた生き物達で川の水族館開催!隊長が丁寧に一つ一つ解説をしていきます。
「これはシマドジョウといって、日本固有種でして…」
「ああ!ヤゴが小さな虫食べちゃった!!」
隊員達、タライの中で繰り広げられる水生昆虫達の食物連鎖の世界に釘付け!

丁寧な解説よりタライの中の食物連鎖に夢中の図
親御さんたち興味津々!「へえ!ハヤって種類の魚はいないの!」

ナウシカに登場するヘビケラのモデルともなったと言われるヘビトンボや、シャチホコのように海老反りで死んだふりをするコシボソヤンマのヤゴなど、私たちの常識をヒョイと軽々しく飛び越える面白い形や生態を持つ水生昆虫の世界に夢中です。

お待ちかね!水生昆虫解説
一際異彩を放つヘビトンボの幼虫
サワガニの赤ちゃんがワラワラ
最後はみんなでバーブ工を作って、生き物がより住みやすい川に!

いやぁ、またも最高に素敵な若者に出会ってしまいました。次から次へと素敵な若者に出会えるこの地域の未来はとても楽しみです。

さて、永田隊長も関わっている鳥取の湿地保全活動をご紹介します。YouTubeでたくさんの動画がアップされており、「保全」てどんなことしているのかな?というのがとても分かりやすく紹介されており、色々な生き物も出てくるので、楽しめます。是非ご覧ください!いつまでも、みんなと遊べる自然が続くように。

永田隊長も参加する小宮さんの活動紹介youtubeチャンネル
コミヤの生物多様性に関する一考察


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