ミナペルホネンのブローチ
一歳になる息子をそだてている。
つい、どんなに汚れても平気な服しか着なかった自分もいて、育児の中でどこか自分というものが薄くなっていく感覚、おいてけぼりになったような気持ちがあったのだけれど、ミナペルホネンのブローチは、それを身につけることでここだけは自分の好きをまだまだ忘れてないぞ、大丈夫だ、と思うことができたおまもりのような存在。
そのときは母とおそろいで違う柄のをつけて、おでかけのときにふふふと笑いあえるような、そんなのも嬉しかった。
久しぶりにブローチを身につけて、気持ちが軽くなった気がした。
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