早稲田政経卒「発達障害」26歳男が訴える不条理 を読んで


①福祉施設の声掛け

『まるで子供に対するようにゆっくり話しかけられ、「よくできましたねー」と言われた時…』
同立場の支援員として、その方の背景を捉えずに一律“障害者”として扱う支援はよくないと考える。
まずは話をよく聴く。自身にまだ障害の自覚がないことを把握していたらもう少し傷は浅かったはず。

② 甘えや逃げ


人それぞれ得手不得手はある。当人以外の人はこの理解が最も重要。
当事者は不得手で迷惑をかけている事実を受け止める。
できないことをケアする努力とできることを一生懸命やること。個々の意識が重要。
ソウスケさんも「これが特性だ」とおっしゃっているように、現実を合うがままに受け入れる。

③ 給料が安い


清掃やライン工は業界的にも職種的にも給料が安い。会社も生き残らなければいけないのでこれは仕方ない。
もう少し収入が必要なのであれば、スキル、キャリア、経験を積んでいく必要がある。
そのために就労移行支援で資格取得やスキルアップをしなければならない。


上記3つ、実は健常者も障害者も関係なく言えることだ。
① の場合は人とのコミュニケーションにおいて。相手を理解してから接しないと関係が崩壊する。
② の場合もそう。誰にでも得意不得意はあるのだから対処方法は変わりない。
③ こちらも同じ。安い給料が嫌なら高給の業界に転職する、スキルを身に着けて独立するなど。


要するに、健常者も障碍者も、実はそこまで大きな溝はないよということ。
普段障害者の就職訓練をするにあたって意識していることだ

https://toyokeizai.net/articles/-/370405


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