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【読書(というか音読)のすゝめ】読解力は、正しくトレーニングしたら身に付きます

こんばんは!
綿崎ねこ、略して「わたねこ」と申します。
主な発信媒体はTwitterです。

最近、Threadsにも登録しましたが、まだThreadsでの歩き方がよくわかっておりません……!いま、新しい横向きアイコンを作成中なので、そちらを完成させるまでには自分なりの歩き方がわかると良いなぁという感じ。
それにしてもすごいですよね、Threadas!
100万ダウンロードまで、公開から2時間とかね……。あらら、また脱線がすぎましたね。

6/23(金)から、定期録音すぺーすを始めることにしました。
今までも何度か録音でスペースしてましたが、改めて仕切り直して6/23(金)を第1回目にしました♪

毎週金曜の朝7時からと言いながら、第1回目は録音ができていなくて録りなおし、第2回目は7時に始めたもののグダグダ……そして第3回目は金曜にできず……という何とも私らしい……いや、それを私らしいと認めてしまうのはある種の甘えのような感じもするので、認めないでおくことにしつつ、まぁ、マイペースにやっていきます。

来週には塾も夏期講習に突入するので、それこそもう金曜は難しくて不定期になってしまうだろうしね。

さてさて。
録音スペース第3回のテーマは「読解力や思考力を育てる、読書&音読」です。

今回のnoteはその大枠を書いた(というか、これから書く!笑)ものです。明日7/10は、このnoteを見ながらお話していきます♪

1.自己紹介とスペース概要

・わたねこ(綿崎ねこ)
・塾講師、年長~中3指導経験あり。現在は低学年担当!
(今いる塾は3グループ目で、中学受験塾)
・スペースは毎週金曜のAM07:00~最長AM09:00まで。
(なるべく金曜……!!同じ時間でやりたいけど、夏期講習とかでお休みしたり変更もあるかも。)
・スピーカーは募集せず、私の一人語り、公開収録みたいな感じ。
・リプはできる限りリアルタイムで拾いたい……けど、note読みながらだから気づかなかったら、あとでまとめてお返事するかもしれません……!
・スペース内ではお名前お呼びしないようにするので(要望あれば呼びますが^^)お気軽にリプくださいませ!!
・ご質問、ご意見、ご要望などもお待ちしておりまーす。
・匿名希望さんは、マシュマロ投げておいてください!

2.日本語で書かれた文を早く正確に理解する

日本人だから、日本語くらい楽勝やろ……と思いがちだけど、やはりただ漫然と生きているだけではある水準以上は難しいよなぁ……と、前回の録音スペースでもお話しした。

それをちょっと掘り下げると、たとえば本を読んだときに……書いてある内容がぼんやりとしか捉えられなかったり、むしろ捉え方を間違えて別の解釈をしてしまったり、内容の詳細を覚えていなかったり……その結果、本屋さんでパラパラと中身を確認したにも関わらず以前読んだ本を再び購入してしまったり(←かつての私)。

あと、そもそも「本を読むのキライ」「活字苦手」という人は、もちろん「読んでもつまらないから」という場合もあるけど、文章を早く正確に読むトレーニングが足りていない可能性もある。

やっぱり意識的にトレーニングしないと、なんだよね。

活字を読んで内容を理解できるようになると、それだけで得られる情報量が格段に増えるので、本当に早く身につけるべき能力だと思っている。

何より、テストがある学生にとっては、速く正確に文章を読むのって必須スキルだと思うんだよね。いや、大人もそうだけどさ。テストって時間との戦いでもあるから、問題の意味を早く捉えることはとっても大事。

3.小学生の定番の宿題「音読」

あれには意味があったんだな、と塾講師を続けてくる中できづいた。

もちろん、何度も繰り返し読むことで、口なじみや耳なじみを良くしておいて、授業を進めやすくする意図もあるとは思うけれど……。

やはり普段使わない言葉(読んだり聞いたりして理解はできるけど使わない、ってことね)を声に出して読むってのは大切なのだ。

言葉ってたとえ日常生活の会話としてでなくても、文章の中の言葉として「使う」ことで、使い方を習得できるものだから。

4.読解力をあげるために必要なこと

日本語で書かれた文章を読んで、日本語で答える問題を解くんだから、読解力はあればあるほど良いよね。

具体的に克服すべきポイントをいくつか紹介しますよ!

①文字を目で追うスピードが遅い。

意外と盲点なのが、スピード。
文章を目で追うスピードって個人差があるんよ。

よく親御さんからの相談で「うちの子、読むのが遅くって……」ってのがあるんだけど、それ、たいていの場合は『目で追うスピード』のせい。

これ、本人も気づかないし、周りも気づきにくいの。
だって、普通に音読する分には、ある一定のスピードがあれば事足りてしまうから。

でも、テストとかってそうはいかないのだよね。
音読するようなスピードで目で追ってゆっくり読んでいたら、簡単に時間を溶かしてしまう。

②言葉を瞬時に目で捉えることができていない。

パッと見て、どこまでが一つの単語か?文節か?みたいな感覚。

音読が苦手な子の多くは、目で捉えている単位が「単語」や「文節」でなくて、「文字」なんだよね。

でも、黙読していたら周りだけでなくて本人含めて気づけない。だから、音読するんです。音読したら、単語で捉えているか?捉えられていないか?がわかるから。

③内容に無頓着で、とにかく読んでいるだけ

言われた通り「読む」ことはできているけど、それは読んでいることにはならないのよね。いわゆる「しっかり読みましょう」「きちんと読みましょう」って言われそうな読み方。

でもわからんのよね、どう読めば「しっかり」「きちんと」読んだことになるのか。

という訳で実践編に参ります。
最終的には内容理解するところまでいきたいのだけど、最初から内容理解しながら効率的に読むなんてのは難易度高すぎるので、まずは「文章をすらすら読む」を目標に設定するのが良きですよ。

そしたら、まず第一段階としてテストで解ける問題が数問増えます。

5.文章の読み方トレーニング

トレーニングなんて大それた書き方をしたけど、ステップとしては大きく分けて2つしかない……!

①タイムアタック音読

まずは内容度外視で、とにかく速く正確に読む練習。
速くってのは、目で文字を追うスピードをあげていくってことね。
正確にってのは、単語や文節で捉えるってこと。

ここを先にトレーニングすると、「文章を読む」ってこと自体への抵抗が減るので、だいぶ楽になるはずです。

大人でも、時間がかかるわりになかなか進まないことってやりたくないからね。

具体的には、1分とか2分で読める程度の量の文章をタイムアタックで読む!1日に何回までチャレンジしてOKかとかルールも決めて。

お子さんによっては、ゲーム感覚で楽しめるし、そうでない子だったら「ゲームだよ!楽しもうぜ!」という関わりも大事かも。私なら、「先生と競争だー!」とかする。

「先生は倍の量読むよ!」とかしつつ。

そうやって楽しめるようになったら、ルールで決めた回数以上にチャレンジして、タイムを縮めようとすると思うんだよね。でも、ルール通りに「明日ね」と言うこと。そしたら、子どもが主体的に明日学習に取り組む約束が完了です。

次の日の学習の導入、ゲット。
大人でも子どもでも「やり始めるまで」が大変なのだけど、やり始めちゃえば案外スムーズだったりするものじゃん。

ただの音読のタイムアタックだとしても、学習を多少なりとも想起できることをすると次の行動にもつなげやすい。

まぁ、全員に効果があるかと言われたら、性格的に合う合わないもあるとは思うけどね。

②内容把握を意識して音読

「きちんと読みましょう」「しっかり読みましょう」は抽象的なので、絶対NG!

意識して読むポイントを細かく伝えるのは、ギリギリ合格点。学年によっては……お子さんによっては、大正解の場合もあるけど。

私は「読み終わったら〇〇について教えてね」って具体的に指示しちゃう。わからなかったら何回も読んでいいよ、と。見つけたら印つけておいてもいいよ、と。でも、とにかく音読。

これは速くなくていい。むしろ速くないほうが良い。

本人が内容理解できるペースで読んだらよいのです。
おそらく最初はゆーーーっくりだと思う。
でも、何回かやっているうちにコツをつかめます。

少なくとも、黙読より音読の方が読み取れる内容は多いの。
大人も、ちゃんと読み取りたいときって声に出さない?
目で読んで、口で読んで、耳で聞いて、頭で考えるから、やっぱり「文字を目で追うだけ」よりずっと意味があるんだよね。

そして「読み終わったら〇〇について教えてね」の「〇〇」をどんどん掘り下げていくの。そこでいくらでも難易度は調整できます。

大人がやる場合は、「今回は〇〇だけ拾って読む」とかやると良いよね。私は本を読むとき、そうやって読むことがおおいかな。知識を得るための本を読むときは。

読書としての小説とかは、どっぷりその世界に入り込みたいからそうはしないけど、国語の問題文として出てきた小説文は、設問を見て何を意識して読むか決めて読むかな。

6.まとめ

ざっくりとした内容になってしまったのだけど、概要は書けたかな……。掘り下げてほしいところとかあったら、リプなりDMなりマシュマロなりでご連絡くださいませ。

頂いたサポートは自己研鑽と子どもたちの未来のために使わせていただきます。ちなみに現在は、夏休みに向けて「家庭学習での子どもへの関わり方(パパママ対象)」「算数の面白さって?(親子で参加)」「作文の書き方(親子で参加)」などの講座・セミナーを準備中です……!