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「新生活、なにを買う?」 無印良品編



間もなく4月がはじまりますね。新しい暮らしに備えて、いろいろと準備を進めている人も少なくないでしょう。

今回は「新生活、なにを買う?」というテーマで、いくつかの記事を通じ、おすすめのアイテムを紹介していきます。まずは無印良品編からどうぞ。

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こんな方におすすめの記事です

「これから雑貨や家具を買い揃えようと思っている」
「ものに(ある程度は)こだわりたいが、選び方が分からない」
「シンプルなデザインが好き。機能よりはシンプルさを重視したい」

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パイン材テーブル・折りたたみ式


いいところ

素材には丈夫なパイン材を採用。比較的、手入れが簡単なので、木製家具に不慣れな方でも扱いやすいと思います。折り畳めるから引越しするときにも便利。
このサイズで税込み5,990円。もともと安かったのに、さいきんさらに値下げされました。複数を組み合わせるのもおすすめです。

気になるところ

折り畳み式だからある程度はしょうがないものの、それなりに横揺れします。気になる方は店頭で確認するといいでしょう。ちなみに、壁にくっつければ安定しますよ。
金具がけっこうタイトに取り付けられています。脚を収納するときにちょっと苦労するかもしれません(説明書にコツが書いています)。

余談

数量限定でテーブル・チェアセットが用意されています。ふつうに買うと15,780円のところ、9,990円で購入でき、かなりお得です。……とはいえ、ことに机とイスは生活の基盤となる家具。安いからといって即決するのではなく、店頭で使用感を確かめることを推奨します。

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僕はこんな感じにくっつけています。もうひとつ増やすかどうか検討中。

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構造上仕方ないとはいえ、ストッパーがちょっと気になる……。


・ジョイントタップ


いいところ

まったく無駄のないシンプルなデザイン。ごちゃちゃしがちなコード周りを美しく整えてくれます。
電源タップとコードを組み合わせることで、高い拡張性を実現。背面にマグネットを取り付けることもできます。ほんと、無印良品って「モジュール化」が上手だなあと感心してしまいます。

気になるところ

差し込み口の間隔が狭く、大きいACアダプターを接続すると干渉します。「同じくらいシンプルなもので、たくさんケーブルを差したい!」という方はTOPVALUの電源タップをおすすめ。

余談

僕はUSBポート付きの電源タップを買いました。とても便利なのですが、USBポートの有無で価格がぜんぜん違うのにはちょっと驚きました(コストが増えるし、そのわりには通常タイプより需要は少ないだろうから、高くなってしまうのは仕方ないとは思いますが)。


ABS樹脂デスクトップ収納


いいところ

小物類をスマートに整頓できます。このアイテムのおかげで作業スペースがずいぶんと快適になりました。
種類が豊富で組み合わせも楽しめます。おすすめのペアはこれこれ。積み重ねすぎると要塞みたいになって逆にごちゃつくので要注意。

気になるところ

しばらく使っているけど特に気になるところはないです。強いて言えばホコリが目立ちやすいかも……。


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この隙間が実に絶妙。ペンや定規など長いものもきっちり収納できます。


ポリプロピレン頑丈収納ボックス


いいところ

とにかく頑丈。室内はもちろん、ベランダにも置いておけるし、アウトドアでも活躍してくれます。僕はゲーム機やスポーツ用品、小説や雑誌、買い置きしている洗剤や非常食なんかを保管するのに重宝しています。
簡易的なイスとして利用できるのも嬉しい。一人暮らしをはじめたときって「友達が来たときのイスがないけど、そのうち買えばいいでしょう」と考えがちですが、必要になるタイミングはあっけないほど急に訪れます。保険も兼ねて小サイズをひとつ用意しておくといいかもしれません。

気になるところ

本体が頑丈なぶん、「ちょっと持ち手が貧弱かも?」と感じるときがあります。特に大サイズや特大サイズを動かすときは要注意。

余談

大サイズはパイン材テーブルの下にきっちり収まってなかなか気持ちがいいです。なお、小サイズはひとつだけしか入らず、特大サイズははみ出してしまいます。


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こんなふうにDYMOでラベリングすると便利ですよ。


ポリプロピレンフタが選べるダストボックス


いいところ

無駄のないデザイン。高い拡張性。それでいてリーズナブル。「これぞ無印」と言いたくなる優れたプロダクトです。
商品名にもなっている「選べるフタ」が拡張性の源です。縦開きにも横開きにもできるし、蓋無しのまま利用することもできます。別売りのキャスターを取り付ければさらに便利に。

気になるところ

手入れをする際に「フタ、邪魔だなあ……」と思うときがあります(いちおう外せますが、パーツが壊れそうだし、注意書きにも「外さないように」と記載されています)。
あくまでも個人的な意見ですが、キャスターを付けると(視覚的に)「うるさい」感じがします。もしキャスターが必要な場所で使うならKcudのゴミ箱にするかもしれません。


アルミ洗濯用ハンガー


いいところ

一番の魅力はなんといってもそのすっきりとしたデザイン。使っているときはもちろん、使っていないときも美しいです。
お求めやすいプライスも魅力的。ハンガーは一度にたくさん用意するものなので、これぐらいの価格だと気軽に買えて助かります。まとめ買いするとさらにお得に。

気になるところ

軽すぎるのがアダとなり、強風時に飛ばされてしまう危険性があります。こういうハンガー掛けが付いている物干し竿を用意すると安心。
薄手のカーディガンなどをかけるとずり落ちます。必要に応じてMAWAのハンガーを投入しましょう。

余談

さいきんは「oneger」というプロダクトが気になっています。ぜんぶをこれで……というのが理想かもしれないけど、それなりの値段になってしまうので、「普段着は無印、おしゃれ着や厚手の服はoneger」という具合に運用するのがいいかもしれません。


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ミニマルなデザインが最大の魅力。一種の集合美すら感じさせます。


ポリプロピレンバケツ・フタ付


いいところ

無印良品のポリプロピレン製品はどれも値ごろなんだけど、これは特にお求めやすいプライスに仕上がっています(あまりにも手頃すぎてはじめて見たときフタは別売りかと思いました)。
高さが実に絶妙。洗面台と蛇口の間隔が狭いユニットバスでも使いやすいです。ちなみに、シャツなら3~4枚、スウェットなら2~3枚は入ります。
内側に目盛りがついているのもポイント。洗剤や漂白剤を希釈するときに重宝します。ミゾが少ないので手入れしやすいのもグッド。毎日のように「生活をじっくり観察して生まれたプロダクトなんだな」と感動しています。

気になるところ

非常に完成度が高く、目立った欠点がありません。強いて言えば「現状で問題ないけど、持ち手と本体の接続部がもっと頑丈だといいな」と感じることがあります。


サーキュレーター


いいところ

機能や品質、値段、ブランド……。ものの評価基準は人それぞれだと思います。自分の価値観でいうと、デザインがいいこと、より正確に表現すると「視覚的なノイズにならないこと」が上位にきます。どんなに優れたアイテムでも、目にするたびに気持ちが萎えるものは、僕はなるべく側に置きたくありません。そういう文脈において、このサーキュレーターは理想のプロダクトといえそうです。
さて、導入する前と、導入した後で、サーキュレーターほど評価が変わる家電はあまりない気がします。買う前は「そんなに空調の効率が変わるの?」という感じでしたが、実際に使用してみると「なるほど、みんな買うわけだ」と納得させられました。
服や靴を乾かしたり、室内の湿気を払ったり、料理中の換気に使ったりと、日常のさまざまな場面で活躍してくれます。そうかさばるものでもないし、ひとつは用意しておくといいでしょう。

気になるところ

羽が取り外せないので手入れがまあまあ大変です。ハンディモップをあわせて買いましょう。
風力は強・中・弱の3段階。小から中にすると急に強くなるので、「中はもうすこし優しく…」と感じるケースが多々あります。


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裏側のデザインも美しい。目にするたびに嬉しくなります。

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新生活、ドキドキですね。いいことも悪いこともあると思いますが、素敵なプロダクトの力を借りつつ、無理なくやっていきましょう。

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