【創作リンク】屠殺の勇者・愛の巣
monogatary.com に掲載している創作の紹介と一部引用記事。
来年の干支が龍とはまったく知らんかった。
お題「好きになった子は指名手配犯」
メス竜との「僕」の同棲です。
竜だと恐竜にコウモリみたいな翼が生えているイメージで、龍だと蛇みたいに長いイメージがありますね。西洋の竜、アジアの龍というか。
恐竜には毛が生えていた説とかありますけど、恐竜の子孫はトカゲやイグアナではなく鳥らしいので、じゃあ毛むくじゃらでも不思議はないよなっていう。
あの図鑑に載っている恐竜の形を信じるならば、どう鳥に移ろっていったのだろうね。
それを人間もやりたくて、いつの間にか「存在意義」だのくだらないものに囚われるようになってしまったのだな。
いかに有効に効率よく生殖するか、我々の本体は「心」だと思い込んでいるだけで、我々の核心は「生殖器」なのだと思うとキモすぎるね。
生殖器を持って生まれてきたのではなく、生殖器に心だの知能だの思想だのというものがついてきてしまった。これが我々を悩ませる。悩んでるのはわたくしだけか?
進化のためのつなぎでしかなかった。お好み焼きでいうと水で溶いた小麦粉部分。図鑑でいうとサルとサルの間の余白部分。
「何のために生きているのか?」なんてものの答えはもう出ているんですよね。全体主義的な方向性でいくと「進化」のためですわ。尤も、数撃てば当たる弾のひとつでしかなかったわけで、だからつまり、当たる側というのは繁殖可能なガキを作った、親側ですわ。結果論だけど、現時点で祖父母になっている人間。
でもそうやって生きるのキモいな。個人のために生きていい。最重要項目が「生殖器」である時代は終わった。個人のため”だけ”に生きていくことは、社会的動物として極めて難しくはた迷惑な話ではあるのですが。
思想も生まれてしまうわけで、人間は生まれないのが一番幸せですからね。
自穀する人間が悪いのではないですわ。自穀する人間の親が悪いのです。生まなければ、自穀などせずに済んだ。自穀の原因を作った人間は次点で悪いかもしれないが、そう一言で片付けられないのは、加害者の繊細性が被害者を萎縮させる場合もあるからですね。つまりは、真っ当な反抗を見せた途端に被害者ムーブに転じる加害者もいるということ。
それくらいのことで自穀しない、と考えている人間は健全な魂をお持ちですわ。でもモラハラ気質も極まると、相手を傷付けて追い込みたいあまりに手前の命を軽視する輩もいるということです。
なんでメスの竜を娶った話でこんな話になるんだ?