【創作リンク】矛先探し
monogatary.com に掲載している創作の紹介と一部引用記事。
死にたい人間を見殺しにするのが優しさなのか"正しさ"なのか
お題「僕を止めるな」
わたくし結構メンヘラなんですけど、わたくしが小柄で力がないということを、わたくし自体がよく自覚しているからか、はたまた気性の問題なのか、人間を憎んでいるつもりで大して嫌っちゃいないのか、周りを巻き込んで死んだろ!みたいな考えにはそんなに思い至ったことないんですよね。
そらわたくしが自穀したり死んだりしたら、多少なりとも周りの人や無関係の人にさえ影響が出るというか、干渉することはあると思うんですけど。
でもなんとなくなんですけど、拡大自殺というか、テロというか、通り魔というか、周りの人を巻き込んでから自国するという行動が分からなくもないんですよね。これは害意の話ではなく、もう取り返しのつかないことをしでかさないと自穀に踏み切れないというか。
わたくしの場合はそれがミニマリスト的な行動というか断捨離というか家の掃除というか。
ここまで部屋が綺麗になったならここで死んでおかないと次はいつになるか分からない…という感じで、多分部屋を綺麗にしたのを潮時にしちゃいそうな気がするんですよね。
わたくしの場合は精神疾患や衝動というより思想的な意味での希死念慮というか、自穀しなければいけないという義務感が潜んでいるような気がするんですけれども。
自穀そのものにも躊躇いや恐怖はあるんですけど、その前にそこに色々と付随する面倒臭いもののせいで自穀しない って状況ある気がするな。
たとえばジャガイモが欲しいんですけど、ジャガイモを掘ってジャガイモは手に入ったんですけど、周りに岩石みたいな泥がついている…みたいなね。
ま、わたくしは気分屋で薄志弱行、有言不実行なので、こうは記してはいても、実際部屋を掃除してみたところで本当に自穀に対する義務感を果たすかは分かりませんや。
ときに人生を楽しく感じてしまうことさえありますからね。
人間は生まれないのは幸せなのにね。でもその「人生の楽しさ」がこれからくる苦難の前借りのような恐怖もあるので、幸せが怖くもあるんですわな。平坦が一番です。幸せも不幸も要らん。平坦でいい。でもこの平坦が結局のところ一番幸せだということにも気付かずにいるんでしょうね。わたくしさんは。