【創作リンク】tomorrow
monogatary.com に掲載している創作の紹介と一部引用記事。
お題『【楠木ともりコラボコンテスト】「拝啓、あなたの見る世界が、どうか光に満ちた温かい世界でありますように——」から始まる物語』
※募集要項読んでいません。 ※コンテスト応募作ではありません。
「拝啓、あなたの見る世界が、どうか光に満ちた温かい世界でありますように——」
俺は手紙を畳んだ。部屋の掃除に来たときに見つけたのだ。いいや、それは分かるように置いてあった。
この遺書は、俺の"知り合い"が認めたものだ。
彼女は、優しくて、穏やかで、けれど引っ込み思案な俺の腕を引いてくれるようなタフさもある人だった。
「人間は生まれないのが幸せ」だと思っているのですけれども、では生まれ堕ちてしまった奴等はどうするのが幸せなのか？と考えたところ、何も知らずこのまま数秒後があると信じて疑うこともなく一瞬で消滅することだと思っているんですけれどもね。
タイトルはパニックホラー映画「day after tomorrow」からとりました。
でもパニックホラーは苦手ですね。人間の醜さを見せないでほしい。あと災害で不特定多数の多くの人が死ぬ系の話苦手なので…
で、この話はわたくしのこの意見と反対の価値観を持ったやつが主人公ですね。けれども別に"彼女"＝わたくし というわけでもないんですが。
あくまで"正義"っぽいコトいう主人公と、この"悪役"っぽい思想を持つそのカノジョぶつけるとどうなるんだろう？ってカンジで。ぶつけるってほどぶつけてないんですけど。どっちが"正しそう"で、どっちが"間違ってそう"かな？っていう。
そのコメントというか答えをもらう日は多分来ない気もするけれども。議論とか討論とか論破ｗｗｗとかやりたいわけではなくて単純な興味であり、わたくしが人の価値観とか思想を写し取りたいってのもあるね。