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【イジンデン】納言ロックというデッキ&道長ループとの調整譚【デッキ紹介】

道長ループのデッキを投稿して、新しいデッキでも作ろうかなと思いましたが、鉄は熱いうちに打てと言いますし、やたらと記事内で書いた清少納言のデッキについて紹介させていただこうと思います。
道長ループデッキをまだご覧になっていなければぜひこちらをどうぞ。

デッキ説明 Ver1

このデッキは、筆者(道長ループ)と友人(納言ロック)との調整の中で大変身を遂げたものとなります。この大変身のせいで道長ループは完全不利を取らされて正直涙しています。ここ最近はもっぱらこのデッキに対する対策ばかり考えています。ハイケイメタが絶妙に道長使いづらいんですよね…
2つの記事をみて答えが浮かびそうな方。ぜひ教えてください…お願いします…


納言ロック Ver1

まずこのレシピが調整を始めた段階のものになります。厳密にいうと緑単の時代もありましたが、勝てなくなった友人がメアリーに目がくらみ、青緑にした結果のレシピとなります。
メイン45枚。40枚にまとめられないのは減らすパーツが難しい問題と使用者がとんでもないくず運の持ち主なので下手に減らしたら引けなくなるためです。読者の皆様はいい感じに調整してください。40枚にした方が確率論的に引けるはずなのに…

このデッキの目指す動きはランデスです。この言葉で顔をしかめた方はカードゲームに慣れ親しんでる方なのかなと思います。清少納言と多数のハイケイで相手の魔力を枯らし、ゆっくりとリーサル盤面を整えてゲームエンドを狙うものになっています。
清少納言といえば3色の魔力で相手を確定除去できるカードとしての運用が多いですが、このデッキは赤の除去は割り切っています。

さて、このデッキ、後述のVer2も含めて、諸悪の根源となるカードが数枚あります。
今回のデッキ紹介では採用理由よりもそれらのカードの紹介をしようかなと思います。

諸悪の根源:阿弥陀堂とゆかいな仲間たち

阿弥陀堂

スターターセット収録の阿弥陀堂。これを張ったターンに単体で何か仕事をすることはないカードになっています。ですが、これを維持させたが最後、様々な形で相手を苦しめることが可能に…
基本的な使い方は毎ターン安定して執筆を起動する使い方です。阿弥陀堂はなぜか自身を指定して手札に戻せるので、これ1枚で毎ターン執筆が使えてしまいます。こうして毎ターン執筆を発動させられることで、以下のような組み合わせが猛威を振るいます。

ランデスコンビ

このデッキのデッキ名にもある通り、清少納言との組み合わせです。これらが1枚ずつ揃ってしまえばこれ以降魔力レベルは伸びなくなります。さらにどちらかが2枚以上ある場合には魔力レベルは減っていくことになってしまいます。たいていの場合、行基で複数枚ドローを重ねたうえで納言の着地、ドローしたハイケイを張りまくり、魔力を枯らして相手に返すという動きができるため返しにできることはほぼなくなります。
こうなってしまえばあとはデッキ切れに気を付けながらリーサルを悠々と組み立てていくだけになります。
ただ、さすがに阿弥陀堂と清少納言をそろえて、なおかつ相手の魔力を枯らしきる動きをするためにはターンが必要なのでは?その前に自分の動きを通したら勝てるはずだろと思うと思います。実際、このデッキは速攻系には弱いです。自分の盤面がそろう前に殴られきることは苦手なので。
ですが、中低速のデッキに対しては次の動作で別ベクトルでの妨害をしていくことが可能になります。

ハンデスコンビ

はい、メアリーです。きっとイジンデンをプレイしてる多くの方が好きですよね。筆者は大好きです。
阿弥陀堂はなぜか戦場のカードなら何でも戻せてしまうので、毎ターンメアリーを戻してハンデスをし続けることが可能です。その状態になれば、常に相手の次のターンの動きを抜き続け、自分のコンボが揃うのをゆっくりと待てばいいだけになります。この時対面としてはじわじわと首を絞めつけられている感覚です。いっそ一思いにやってくれ…
このように、阿弥陀堂+何かがそろった時点でだいぶ好き勝手動き始めるデッキになってしまいます。上記にないですが、単純に家持で毎ターン追加のドローを狙うのも悪くないですし、何なら、阿弥陀堂で戻せることを逆手にとって、メアリーで抜かれたくないカードを魔力に逃がしたりとかもできますし…
このようにひたすら相手を動かさないようなアクションをしつつ自分の展開を押し通すようなデッキになっています。


ここまでだいぶいろいろと理想展開を紹介してきましたが、このVer1、明確に弱点も存在しています。
基本的な流れとしては
1t:卑弥呼
2~3t:家持かメアリー
3~4t:清少納言着地
などを目指すのですが、特に家持を召喚したターン、ハイケイでドローを狙い、次の展開の準備を整えるという返しのターンにクレオパトラなりなんなりでハイケイを除去し、納言のランデスを抑えるという展開が狙えます。
もちろん納言側はそれを踏まえてプレイングを考えればいいのですが、家持の出力を抑えると今度はじり貧になる可能性があります。
このような部分から、道長ループはメインからクレオパトラを採用し、五分五分の対面だったところから3:7で納言が不利という形に落ち着きました。
そんな中、納言ロックに革命がおこります。

デッキ説明 Ver2

納言ロック Ver2

相変わらず使用者の運命力の都合で45枚となっています。引き込める方は適宜調整を…
枚数の微調整をしたカードたちもありますがすべてをひっくり返したピースとなったのは次のカードです。

革命の広場

革命です。革命が起こりました。前回記事でも書きましたが、なぜか遺業で手札に回収できる置きドロソです。青緑納言における革命の広場は以下の点で文字通り革命ともいえるカードとなりました。
・仕事が終わった卑弥呼やメアリーをドローに変えることができる
・圧倒的クレオパトラ耐性の高さ
発端はクレオパトラで広場を破壊して手札に戻すという動きからでした。
クレオパトラ打たれてもハイケイ維持できて、なおかつ早めのタイミングからドローできるの強くないか?と…
清少納言のデッキは阿弥陀堂と清少納言が揃ってからはかなりの強さを発揮しますが、清少納言着地までに手札を増強するには家持を使う必要があり、相手に干渉できず返されてしまうターンが発生してしまうというもどかしさがありました。ですが、広場を搭載することによりその苦しみから解放されてしまいました。

使い終わった卑弥呼をドローに変えてしまおう!
使い終わったメアリーをドローに変えてしまおう!
相手のアタックをブロックしてドローに変えてしまおう!
あ、引けた!清少納言!

はい、終わります。大抵もっとやばくてこちらが阿弥陀メアリーやら単発清少納言でもたつかされている間に行基展開から清少納言で魔力枯らし、どうしろというのでしょうか。
挙句の果てには盤面の除去を破壊でしようとすれば広場でドロー。ストームを当ててもメアリー納言行基という強cip持ち、エイジングで魔力においても阿弥陀堂…ひどいものです。
こうして納言ロックというランデスデッキが完成しました。

デッキの強み/弱み

〇強み
・阿弥陀堂による動きの柔軟性の高さ
・比較的速めに決まるランデスによる行動阻害
〇弱み
・受けが弱い(ただこのゲーム自体受けが弱いから何とも)
・速攻対面には比較的不利

今回は筆者がガン不利と思われるデッキにて調整していた手前私怨たっぷりの内容となってしまっています。
実際には、やはり速めに動くデッキで納言到達まで行かせない。阿弥陀堂をどうにかして処理するなどの動きで被害を最小限に抑えてアドを取らせず戦い抜くなどでどうにかできるのかなとも思います。
カードゲーム好きの中で一定数の人気のあるランデスデッキであり、コンボ色が強めながらもそれなりの安定度を持っているデッキかなと思いますので興味があればぜひ組んでみてください。そして弱点をたくさん共有しあいましょう。筆者もたくさん握って勉強します。

以上、お読みいただきありがとうございました!



余談ですが、筆者はこのデッキ、昔話で聞いたことのあるジョバンニスコールだと思っています。やろうと思えばL.O.できそうだし。

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