私たちを取り巻くプログラミング(Python編)
(注)サムネイルの背景の出典はphotoACです。
コンピュータのプログラミング(英: programming)とは、コンピュータプログラムを作成することにより、人間の意図した処理を行うようにコンピュータに指示を与える行為である。(wikipedia”プログラミング")より
目次:
第一章:導入
第二章:Pythonの概要
第三章:Pythonのダウンロード方法
第四章:Pythonの基礎の基礎
コラム:二進法の不思議
第五章:制御構文について
おわりに
第一章:導入
出典)photoAC
私たちの身の回りにはパソコン,携帯電話,ゲーム,動画配信サービスなど様々な便利な製品,サービスがプログラミングによって作られ私達の手元に提供され私たちの便利な生活を支え続けています。
今回Youtube,Instagram,Dropboxなどにも使用されておりまた人工知能や自動運転、理工学、統計・解析といった技術にも使われているpythonに焦点を当てて簡単に解説したいと思います。
第2章:Pythonの概要
Python(パイソン)は、汎用のプログラミング言語である。コードがシンプルで扱いやすく設計されており、C言語などに比べて、さまざまなプログラムを分かりやすく、少ないコード行数で書けるといった特徴がある。(Wikipedia”python”より)
Pythonは、1991年にオランダ人のグイド・ヴァンロッサムが開発し、
上記の様ないくつかの要因によりpythonは広い支持を獲得し、各種の自動処理、理工学や統計・解析、人工知能、深層学習などで有力なプログラミング言語になった。
また、Googleなどの多くの企業で主要言語に採用されている。また無料で使える。
(” WIKIPEDIA”PYTHON”)より
第3章:Pythonのインストール
PythonはPythonの公式webサイトから自分のOSに合わせてダウンロードして下さい。今回詳細設定は省きます(webサイトは英語です)
Python 公式サイト download ページURL:
https://www.python.org/downloads/
第4章:Pythonの基礎の基礎
Pythonで計算して見よう!
・四則演算
最初にIDLEを起動しよう!
まずは、四則演算をして見よう!IDLEが起動して>>>と表示されたらそこに半角英数モードで+, -, *(掛け算), /(実数の割り算), //(整数の割り算), %(割り算のあまり), **(累乗)を使い入力して計算式を書き終えたらenterキーを押し結果が表示されます。
この様に入力してenterキーを押すと・・・
この様にあっという間に結果が表示されます。
ちなみに10//3=3,65//3=21の様に余りの部分は//記号では考えません。逆に10/2=5.0の様になります。皆さんもぜひ自分で手を動かして試してみてください。パソコンだととてつもなく高速で結果が出てくるので楽しいと思います。
豆知識:pythonでは#の後にはコメントを書きます(その中の言葉はあくまでメモで実行するときに支障は出ません。)
・変数
変数とはプログラムの中でデータを一時的に保存しておく箱のようなものです。変数を使えば、数値や様々なデータに名前をつけることができる。そのため変数を使うと計算式が読みやすくすることが出来ます。変数に値を代入するには、以下の書式でプログラムを記述します
。 変数名=値 >>>a = 500とaに500を代入するした時 >>>aと入力して500と表示されたら代入成功です。
豆知識:数字から始まるものやアンダーバー以外の半角記号を用いるものまたpythonの予約語(詳しくはGoogleに検索してください!)は変数になれません。
・画面に文字を表示しよう!
Pythonだと””や‘’で囲った部分を文字列として扱います。
文字列を表示したい時はprint()関数を使い下の様に入力し実行します。Enterキーを押して実行すると・・・
となりabcと画面に表示されます。
では、つぎの様に入力するとどうなるでしょう?ちなみにmsgというのに意味は特にないです
このように赤字でエラーコードが表示され、この場合型が違うためこの様なエラーが出ています。Pythonの型には整数型(int)、浮動小数点型(float)、文字列型(str)があります。この場合文字列であるべきで整数ではないと書いてあるので、文字列に変えるためにstrを使って整数型→文字列に変換します。(また心配ならばまず型をtype()の()に調べたいのを入力して何型か調べてからコードを書き始めてもいいです)つまり下記の様に入力します。
実行すると・・・
さきほどmsgに意味はないと書いたのでmsgをaにかえて試してみました。
この様に何の問題もありません。
ちなみに文字列の掛け算もこのようにできます
例えばHello!を5回表示したい時下記のようなコードを打てば簡単に表示できます。
これを実行すると・・・
この様に簡単に何の問題もなく表示できます
最後にエスケープシーケンス(Pythonではmac、linuxなどではoptionキーと¥を押せば表示される\をwindowsでは¥を使います)について知っておきましょう。
(エスケープシーケンスとは、画面上に文字を出力する際に、文字そのものを出力するのではなく、文字色の変更やカーソルの移動、文字の消去など、文字出力の制御を行う特殊な文字列のことである。
出典:IT用語辞典)
・\n
エスケープシーケンスの中でも代表的なものが改行文字です。
以下のコードを実行すると\nで別の行にすることができる様になります。
これを実行すると・・・
この様になります
・\”
例えば文字列の中でダブルクォート(“)を会話のところなどで使いたいと思ってもPythonの場合文字列を表すために最初と最後にもうすでにダブルクォートを使っているためそのままでは使えません。そういうときは\”を使えばその問題を解消できます。
この様に入力して実行すると・・・
この様にしっかりとダブルクォートを使えています。
またHe didn’t come.などという文などで(’)を文で使いたい場合は(\’)を使って次の様にするとできます。
この様に入力して実行すると・・・
この様に思い通りに表示されました。
・ユーザーから入力してもらいたい時
Pythonの場合ユーザーにデータを入力してもらうためにはinput()を使います。
(書式)
変数 = input(“入力を促すメッセージ”)
でできます。
コラム:次の計算式の答えはPythonで書かれたプログラムです。実行するとどうなるでしょう?
問一:
問二:
実行結果(問一):
実行結果(問二):
問1の様にPCは2進数で計算しているため誤差が生まれることがあります。for文については次章で解説します。
第五章:制御構文について
制御構文とは簡単にいうとプログラムを実行する優先順位を指定するものです。例えばif文、for文、while文などがあります。
おわりに:
今回取り上げたのはPythonを学ぶ上での事前準備でしかなくもっと勉強して制御構文などさらに楽しい部分もマスターして自分でプロジェクトを始めるとやっと楽しさがわかると思います。ちなみに最後のコラムのところで用いたのはfor構文というもので繰り返し処理をするときに用いるものです。また今回は自分がPythonの学習をしているためPythonについてかきました。閲覧していただき有難うございました。
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