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#62 先手必勝、または機先を制する、あるいはウサイン・ボルト 【書評】速さは全てを解決する

◾️はじめに

第一週は卓越したビジネスパーソンや新時代のメンバー。
ということで今回は赤羽さん。マッキンゼー出身者。



◾️要約

スピードは工夫次第でいくらでも上がる。スピードが上がると心にも余裕が持てる、対応できる幅が上がり、質も良くなる。つまりスピードは全てを解決する。
全体を描き、重要な点を見極め、優先度をつけて対応する。
雑多なことを早く片付ける方法を考える。自分に合ったやり方で、とことんやる。


◾️感想


速さに対する感度を上げるのがポイントだと思いました。
なぜならテクニック的なものはへぇ、と思うんだけどこれをやるかやらないか。
それは自分の作業に対するこだわり、感度が高くないとやれないなと思ったためです。

日々の仕事を何となくやってしまいがち。
そうではなくて1つ1つをブレイクして単位時間を短くする。
基本が大事ということですね。

サッカーでもトラップ1つの置き方、次のプレーするためにボールを好きな位置に置く際の時間、これを突き詰めて短くすることでプレーが洗練されてきますもんね。


◾️要約(詳細)

◆第1章 速さは全てを解決する
長時間の会議や数多くの会議がある、作業になかなか取りかかれないなど様々な要因でスピードは上がらない。
しかし、それを素早くやっていくと状況が好転する。
そこには工夫があり、それを極限まで高めると楽しくなり、どんどんスピードを上げていける。
速さが遅い、生産性が上がらない理由をどんどん取り除いてくれる。

※楽しみを見出すことが重要。ゲーミングの要素を入れていくのがいい。

◆第2章 スピードを上げるための8つの原則
まず”全体像を描き”、
注力ポイントと”丁寧にやりすぎな”くてもいいポイントを見極める、
つまり”仕事のツボを押さえる”こと。
そして”好循環をつくる”ことを意識し、その種を蒔く。
そういった”工夫の仕方を工夫する”ことがスピードを上げる。
全てを”前倒し”で実施し、
相手に”一歩先んじる。
そして ”二度手間を全力で避け”物事を進める。
それがスピードを上げる原則。

※まず俯瞰で捉え、全体像を見極めるのが大切。好循環になる。

◆第3章 思考のスピードを上げる具体的な方法
メモ書きで頭の中を整理すること、また仮説思考、ゼロベース思考で
問題を組み立て、仮説を検証していくことで、スピードを上げることができる。
フレームワークを使って考えることなど、やらなくてもできてしまうかもしれないが、
一歩先んじるために使い、慣れることで、仕事のスピードは格段に上がる。

※テクニックを学んで使うことでスキルになるということに似ている。

◆第4章 スピードと効率を極限まで上げるノウハウ
情報収集法,書類資料作成,会議,メール,コミュニケーションそれぞれにスピードを上げるコツはある。
それをちゃんと意識し、工夫をし、実行するかだ。
やり方は紹介された方法でもなんでもいくらでもある。
自分に合ったものをやっていこう。

※なんかしっくりくる、これいいなとすぐに感じれるものが続くものになってくんだなぁ。

◾️アクション

単語登録を増やそう。
仕事を速くするアイデアを探して1つは実践する。

◾️読みやすさ

★★

◾️ハッシュタグ

#速さは全てを解決する
#赤羽 雄二

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