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私が公明党を推せるワケ

先日「Pスタ」なるラジオ的な音声配信の番組に、推し・いさ進一さんが登場していました。進行役の芸人・オシエルズを警戒させる軽快なトークで、政治のことをタブーなしで語っていたのです。なんて尊い。だから今日は、政治と推しと僕らの距離感について徒然なるままに考えてみました。

18歳≒異世界転生!?

「もっと政治のことについて教えてほしかった」

社会人になり、国政選挙や地方選挙を何度も経験してきましたが、選挙のたびに思うことです。

中学校の「公民」の授業で国会の仕組みや選挙制度などは知識として学びますし、日本史や世界史では、政治がどのようなものか、ふんわりやんわりと知ることはできます。

ただ、それは手段の部分でしかなくて、人々や社会がどういう世界を目指すべきなのかということについては、正直、分かりやすくは教えてくれていないと思ってます。
 
ひるがえって、今日のTwitter界などを見てみますと、それはもう、議論を重ねた「輿論(多くの人の意見)」の形成にはほど遠い「世論(流行/トレンド)」作りが日夜行なわれていると感じます。本心なのか作為的なのか、内戦状態ではないかと思うほどです(それは言い過ぎか)。

前提知識や主観を度外視したマウントの取り合いは不毛すぎて、理念ある政治議論なんてできるのかと思います(そもそもTwitterでやることではないということもあるような)。

学校で教わらなかったことのもう一つに「右翼」「左翼」などもあると思います。言葉は高校の世界史とかで出てくることはあったかもしれませんが、義務教育の期間ではほとんど触れないのではないかと思ってます。私もTwitterに触れてから「なんじゃこりゃあああ」となった一人です。

そんな、文字通り「右も左も分からない」人たちが18歳の有権者Lv.1なのだと思います。18歳で突如、現実社会に異世界転生して、子どもから有権者となり、「投票剣(権)を使って世界を救ってくれ!」と要求されるのですから、それはもう大変なことではないかと思うのです(もちろんベータテスターでも、死に戻りの能力もない!)。やっぱり簡単に「俺TUEEE!」とはならない。

僕らは政治という分野については、攻略本など一切の情報なしに、ベストなRTAを迫られているやり込みゲーマーだったのです(違)。

私は政治のプロではありません。世の中のすべてについて知る由もなく、今、どんな人達にどういった支援が必要なのか、明確に見えていません。ニュースで一部の人たちの窮状を知ったとて、それが全てなはずがないでしょう。

自分の望む政策だけを追求して、社会全体にどのような調整が必要で、どのような悪影響があるのか、とても見当がつかないのです。しかし、だからといって「どこに投票したらいいのか分からない」とあきらめ、「無党派層」「浮動票」を形成する一人になって、風の吹くままに漂流して、せっかくの投票権を無碍にすることも嫌なのです。

“信頼を託す”一票

唐突ですが、コロナ禍で先行き不透明の様相から、流行ってる(?)資産形成の方法に「投資信託」があります。金融初心者が、銘柄を選んで投資するのではなく、プロにまかせて、その配当を獲得するというやつ。小さな配当ですが、着実に資産的にはプラスになることから人気というか安定感があるそうな(知らんけど)。そりゃ、大切な自分の資産を乱高下するスリリングなところに預けたいとは思わないかなと。そういうのが好きな人はいるかもしれませんが。

政治の世界に当てはめるとどうでしょう。スリリングでエッジの効いた、新聞のトップを飾るような政策みたいなものは、大抵一部の人が利するもので、反発も大きいと思います。まさに乱高下する株式みたいな感じ。日本は保守的な人が多く、世の中の大きな変化は好まれないそうですから、安定して国民全体を利する“政治の投資信託”があれば、ベストな選択になりそうです。

政治家に一票を託して(信託)して、社会全体をよくしてもらう。それが、漸進的かもしれませんが、日本には合っているのだと思います。というか、それこそ代議制民主主義のはずですよね。

“政治の投資信託”に長けたプロを選出すること。それが選挙をハックすることになりそうです。だったら僕は、「可能な限り、多くの人の声を聞いて、社会全体のバランスが見える人」に政治家になってもらいたいと思います。私の推し・いさ進一さんが所属する公明党は、「大衆とともに」「右にも左にもよらない中道政治」を掲げています。

ネット上ではとやかく言われる党ですが、本当に中道を行くからこそ、右からも左からも叩かれてるんではと、最近思います。でも、ノイジーマイノリティも、サイレントマジョリティも、どっちも面倒みようなんて、すごくないですか。だから、推しは尊い……。

投資信託の例に戻りますが、具体的な政策比較は置いておくにしても、公明党が示す政策は「実現可能な今よりちょっといい社会」を提示していると思います。投資のリターンは少ないけれど、社会全体をよくできるし、自分個人では知る由もない困っている人たちにも、政治の益を送ることができる。何より、ずっと政権与党としてやってきた公明党だからこそ、「実現可能性が高い」と思います。

そういえば、若者団体「日本若者協議会」の代表理事、室橋祐貴さんが主要6政党の公約を比較・分析してくれています(推し・いささんへの評価も!)。

以下、引用。

——若い人の意見は聞いてもらえますか?


他の政党と比べても公明党が若者の声を一番聞いているのは間違いありません。

ユーストークミーティングをほぼ毎週やっていたり、インターネットで若者の声を集めて総理大臣に要望書を提出する取り組みも毎年やっています。こうしたことをきちんとやっているのは公明党だけです。


意思決定のスピードも早いです。不妊治療の費用負担や貧困世帯向けの手当など、福祉政策を得意としているので、貧困層や中間層の支援を手厚くするようなテーマについては公明党が一番強いと思います。

政治に疎遠な若者の声を聞いてくれるのが公明党。先に述べた社会全体のバランス感覚を持っているのが公明党であると思います。実現力がある公明党は、約束を果たしてくれる可能性が高い。

対して、野党の示す政策は「実現可能か不明だけど、実現できたら理想の社会」かなと感じます。乱高下する株式投資に近いと見ています。野党は政治の意思決定にほとんど関われないですから、責任はない。言いたい放題です。理想をきれいに並べ立てることができます。

株式の乱高下は、ニュースになります。「大暴落!」とか。センセーショナルな話題のみが、メディアに報道されている。投資信託の小さなリターンや配当は、ニュースになりません。しかし、その報道されないところで、大衆のために頑張っている公明党がいるし、今日も推しが尊いことを知ってほしい。

今日も推す。

最後に、創価学会の話。

選挙は「選ぶ」ということですが、特に公明党を箱推ししている創価学会員にとっては、選ぶと同時に、それぞれの推し・箱に「信頼」を託しているのです。そこんとこ、ぜひ、知ってもらいたいのです。ただ選択するだけではなく、そこに思いを込めて信頼するという行為が入っているからこそ、学会員の選挙の時の行動は「推し活」であり、熱心になっていくわけですよ。
僕だって、全然知らないモノ・コトを推してる人を見たら、ときたま「うわぁ」ってなります。でも、スマブラspにキングダムハーツの「ソラ」が参戦して、発狂しているファンを見れば、「あぁ、大好きなんだなぁ」って、分かります。そういうことです。

学会員の行動は

「すべての人のために世の中良くしたいっていう無茶なこと言ってるけど、そこんとこ、あきらめずにがんばってる推しが尊いから応援したい」

という思いの発露であり、一般の人が何かを誰かを推してるように、学会にとっては、その対象が選挙の候補者だったり政党だったりするだけなんだということです。

以上、深夜テンションで書きなぐってみました。駄文、恐縮です。

創価学会や公明党の行動や原動力を知るきっかけになれば嬉しいです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。


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