ありがとう 爆弾少女!
人との関わりにおける初動は大抵ガムや珍味やビーフジャーキーのような煌めきを孕んでいる。
その刹那的な美味しさだけを噛み締めて深入りしない。
まだ美味しい、まだ味わえる。と唾液の絡まったガムを吐き出して、丁寧に包んではまた熟成させたりする。
当然カビは生えて虫は集り、パステルカラーだったそれらは渋みを帯びたグレーに一律化してしまうだろう。
焼肉屋では自分の肉を自分で育てたい。
薄切りのタンを焼き過ぎずほど良く炙って、ネギを巻いて食べたい。
私の肉の食べ方などはどうでもいい。