集合起案備忘録~民事裁判~


メモ程度です。


①民事裁判

◎訴訟物

・訴訟物の特定は丁寧に(他の訴訟物との誤認混同を避ける)


◎主張分析、主張整理

・細分化を心掛ける

 売買1、売買2が係る場合、売買1+2(合計~円で売った)とまとめて記載するのではなく、売買1について・売買2についてとそれぞれ小分けにして書く。

 抗弁も、各請求原因ごとに(まとめて記載しない)

・法人の法律行為が絡む場合、本則型か簡略型かは注意する。

・「又は」で規定される攻撃防御については(代表権濫用など)、それぞれ独立の攻撃防御方法として記載する

 代理権濫用(民107)のような場合、悪意の場合と過失の場合で独立させて要件事実を記載する。


◎撤回問

・法改正が絡む場合には、附則を読み解く。

・問題となっている主張がどの攻撃防御方法に位置付けられるかを留意して考える(実体法を踏まえた検討)。


◎事実認定

・直接証拠、間接証拠、処分証書、類型的信用文書など用語の定義を正確に把握しておかないと

・陳述書は結構大事(個人的に)

・時系列を意識

・争点判断は、請求原因・抗弁・再抗弁、、、の順に検討する

 処分証書の成立の真正が認められる場合には、意思表示の瑕疵は、特段の事情で検討するのではなく、別個の攻撃防御方法(抗弁以下)の枠組み内で検討する

・判断枠組みは要証事実ごとにたてる。


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