AI生成とゲーム
かなり前のゲームで「カルネージハート」という作品がありました。自分でプログラムを組んで、戦地に送り込み自動で戦うのですが、自律ロボットを作り込むゲームとして異質でした。
Xを見ていたら記事が紹介されていたの読んでみてゲームの話を思いだしたのです。
AIイラストはAI側に意思が無いので人がどう感じるかを想定して創作をしておりません。人間の場合は以下のような創作活動をします。人がどう活動方針を立てるかは、意識的または無意識的に選択していますが、AIには、必要はないです。電卓にどんな計算方法で答えを算出するか期待しないのと同じです。夏目にーにさんの創作論は以下を参照してください。
自分の場合はスタイル設定を使いならが、作品ごとに描写したい世界観を構築しようとしますので、この時点で物語性は含まれてしまいます。極端な例ですが、たとえばフリー素材で漫画を作っても、漫画として成立させられますので、あくまでも絵は素材です。
クリエイター活動は、人工物や自然物を問わずに素材を利用しますので、何を使おうが物語性は含まれると考えています。もちろん作る側が何も期待していない、ただ機械的に生成している場合は操作している人間のクリェイター活動は無いも同然でしょうが、それでも作品を作ると行為は物語だと思ってます。「AIで絵を作って見る」ことも創作行為です。
「カルネージハート」は、非常に窮屈なルールの縛りでゲームするソフトウェアですが、作られた自律ロボット達はプレイヤーの創作物です。他人の作ったルールの上で遊ぶ行為もクリェイターとしての醍醐味です。RPGツクールシリーズも同じでしょう。物語を自分から作り出して遊ぶ、その愉悦を感じるから長く遊ばれるのです。
私はAIで画像を創作するのは決して、物語性を欠如しているとは考えません。伝達しているのは人間です。
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