短歌 墓参り 【令和版百人一首/恋の巻/秋の部】 52 wsd983320987 2024年6月30日 00:30 父と母 墓まいりに なつかしむ 家族をつくる 誓う秋空父と母 墓まいりに なつかしむ 家族をつくる 誓う秋空「おとうさま……」 父は縁側で昼寝をするのが好きでした。いつもいつも寝てたような記憶しかありません。「おかあさま……」 母はせわしなく台所で食事の用意をしたり、お掃除をして父を起こしたりといそがしい人でした。 私は父に似たのでしょう。ぼんやりとする事が多いです。「帰ろうか」「はい」 墓参りも終わり、旦那様と一緒に東京に戻ります。大震災の後、私一人だけ生き残り親戚の家にあずけられ、つらかったですが、今の旦那様と出会ってからは幸せいっぱいです。(生んでくれてありがとう、おかあさま) 家族を作る喜び、また育てる喜び、平和な毎日でありますように…… 昭和十六年九月 #短歌 #百人一首恋の巻秋 #令和版百人一首恋の巻 ダウンロード copy #短歌 #百人一首恋の巻秋 #令和版百人一首恋の巻 52 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート