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必然【#大予言】ボケ学会のお題参加作品
1999の年 七の月
空から恐怖の大王が降りてくる
アンゴルモアの大王を復活させるために
その前後の期間、
マルスは幸福の名のもとに支配する
そう、これは衝撃的だ、世界の終わりが見えている。誰もが世界の破滅を回避しようと考える。来るべき災厄を避けようとするのが人間だ。
そしてだれもが忘れ去った1999年は何事も無く過ぎ去った。誰だって予言なんて信じちゃいない。でも心のどこかで恐れていた。
今はもうそんなものはない、世界なんて破滅しない、大地震やコロナや果てしない戦争でも、世界は滅亡しない。
誰も予言をしないから、きっと何も起きないと信じている。
「予言者がいてくれたら……」
ノストラダムスが大予言のボケをかましてくれたから平和だった。今は誰もボケてくれない。恐ろしい予兆を見逃して、平和だと盲信するしかない……核兵器が頭上で爆発するまでは、だれも知らないまま……
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