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Zoom ダンスオンラインレッスンで音質・画質を飛躍的に向上させる方法(機材購入・システム構成例)

こんにちは。ワールドスポーツコミュニティ株式会社です。この記事にたどり着いた方々はオンラインレッスン(特にダンス)の音響機材、カメラ機材について何を買えば良いのだろうか、どのように構成したら良いのだろうか、と検索した方々ではないでしょうか。この記事には必要な機材・構成方法を掲載していますので、ぜひ参考になさってください。  また、Zoomを初めてご利用になる場合で音響の質よりもとにかくZoomを使って早く始めたい!という方はこちらの記事もご確認ください。  ※記事名:ダンスインストラクターへ届けっ!! コロナに負けない!! オンラインレッスン(Zoom)で乗り切ろう!!

必要機材の種類 

●パソコン  ●オーディオインターフェイス   ●ラベリアマイク(ピンマイク) ●ウェブカメラ ●小型スピーカー ●3.5mm ステレオミニプラグケーブル (両端ストレート型 オス-オス)  ●スマートフォン   まずは何が必要なの!?という方の為に、機材一式の名称を記載しています。 ※必要機材についてはいち参考例ですので、お使いの環境によっては不必要な機材、別途必要な機材もあるかもしれませんのでその点についてはご了承ください。

オーディオインターフェイス仕組み

オンラインダンスレッスン中にインストラクターがZoomにアクセスしているパソコンに向かって喋った時に、パソコン内蔵マイクでインストラクターの声とBGMを集音するとそれが混ざることによって、レッスン受講者(生徒側)がインストラクターの声を聴き取りにくいという現象が起こります。それを改善する為に、ピンマイク(ラベリアマイク)を使うという選択肢になります。その際、マイクの声をパソコンに取り込むためにオーディオインターフェイスが必要になります。ラベリアマイクの受信機をオーディオインターフェイスに繋ぎ、オーディオインターフェイスとパソコンをUSBケーブルに繋ぐことにより相手にきれいな声が届きます。

オーディオインターフェイス商品例

私達はTASCAM社のMiNiSTUDIO PERSONALを利用しています。こちらは購入価格は約8,000円でしたが、Amazonなど、各社通販サイトによって料金はバラバラ、また在庫が欠品している可能性もあります。

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「オーディオインターフェイス  ダンスオンラインレッスン」 などで検索すると、YAMAHA AG03 or YAMAHA AG06 という商品がよく目につくかと思います。私達もまる二日ほどインターネットで検索し続けましたが主要通販サイト含め、どこも欠品、入荷未定という状態でした。この商品はウェブキャスティングに便利な機能を備えループバックにも対応しています。 ループバックをとても簡単に説明すると、音源(BGM)とマイクからの声をずれることなく相手に届ける役目をします。複数の楽器店などにZoomでオンラインダンスレッスンを実施するという状況を説明した上で、ループバック機能がついているほうが便利という回答でした。

ヤマハAG03

ラベリアマイク(ピンマイク)商品例

両手をふさがらないようにレッスンをするためのマイクですが、頭につけるタイプをヘッドセットタイプ、服など胸の位置につけるタイプをラベリアマイク(ピンマイク)と呼びます。私たちはラベリアマイクを選択しました。その中でも、ゼンハイザー  XSW-D LAVALIER SETを購入しました。​これにした理由は、Youtubeで情報を探していた時にとても参考になる動画がありましたので、みなさんもよろしければご覧になってみてはいかがでしょうか。

Amazonで約36,000円で購入しましたが、こちらも人気商品の為、在庫切れや価格高騰も考えられる人気商品です。

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ウェブカメラ商品例

パソコン内蔵カメラで実施している中で画質の問題も出てきます。ウェブカメラは数千円〜数万円と幅広く商品がある為、どれを選んでよいか悩みましすよね。カメラを探している際、最大解像度: 1080p/30fps - 720p/60fps の表記をいくつかご覧になると思います。fpsとは1秒間に30回静止画を切り替えていれば30fps、1秒間に60回静止画を切り替えていれば60fpsです。この2つを比べれば、理論上はより滑らかな映像にするなら数字が大きい60fpsですね。1080ピクセルの時は30fps、720ピクセルの時は60fps、ピクセルは画素数な為、画質を上げると少し滑らかさが落ちる、画質を下げると滑らかさが上がる、この2つの要素がこのカメラにはありますよ、という意味です。

私たちはこのウェブカメラを購入しました。【Logitech C922 Pro Stream Webcam ロジテック プロ ストリーミング ウェブカム Webカメラ フルHD1080p】購入時の価格は約20,000円弱でした。


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インターネットで検索すると、[Logicool C922n Pro Stream Webcam]が出てくると思いますが、LogicoolはLogitechの日本法人で製品は同一です。Logitech表記の商品は並行輸入品ですので、基本的な性能はLogicool(日本法人)と一緒ですが、保証やサポートを日本法人窓口で受けることが出来ません。なお、[ロジクールStreamCam]という下記画像の商品も検討していましたが、在庫切れの為購入出来ませんでした。

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パソコン・小型スピーカー・スマートフォン

私達の場合はこの3種類については既に保有しているものを使いました。小型スピーカーについては、MiNiSTUDIO( オーディオインターフェイス)と繋ぐためのイヤホンジャック(メス側)がついていれば、おそらくどの機種でも問題ないと思います。MiNiSTUDIOを介して相手側に音を届ける場合、それだけで終わってしまうと相手に届けた音を自分自身で聞くことができない現象が起きます。そのため、MiNiSTUDIOに小型スピーカーを接続することにより音を外に吐き出させます。私達は、オンラインレッスンとリアルレッスンを同時に実施することを想定しており、リアルレッスンを受講する生徒に生音を聞かせるために、スピーカーを利用しています。講師がラベリアマイクをつけいている状態でMiNiSTUDIO( オーディオインターフェイス)に近づくと、どこかのポイントでハウリングするかと思いますので、スピーカーの音量を調節、どこまで近づいたらハウリングするなどはみなさんでお確かめください。

3.5mm ステレオミニプラグケーブル (両端ストレート型 オス-オス) 


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オーディオインターフェイスと小型スピーカーを繋ぐ時に必要なジャックです。両端ストレート側(両端とも挿す側)のジャックが必要です。

実際の構成写真

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Zoom設定方法

MiNiSTUDIO PERSONAL(オーディオインターフェイス)に機材をつないだらいよいよZoomの設定に入ります。

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