山口マサ(ステロタイプA)

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aibo

ふとしたきっかけでaiboのことを調べ、かつて実家にaiboがいたことを思い出した。小学生にもなっていなかった頃だと思う。 (2017年の記事) これを見る限り、うちにいたのは2000年発売のERS-210だった。犬だとばかり思っていたがライオンだったのか。 プラスチックのボディはチタンゴールドに塗られていて、いかにもロボット然とした見た目だったが、無邪気にボールで遊び、放っておくとLEDの両目を赤く光らせていじけて見せる可愛い奴だった。 (可愛い奴だった、と思うのは、い

    • 『青野くんに触りたいから死にたい』/椎名うみ

      (第66話までの内容に触れています) 『青野くん』を読みながら、僕は『IMONを創る』のことを思い出していた。 青野君は、(おそらく)優里ちゃんと何らかの契約を交わして幽霊として現れた。触れることはできず、また、基本的に優里ちゃん以外には見えない。 幽霊である青野君は時折、自分では全くコントロールできない状態(堀江さんによって、便宜上「黒青野」と名付けられる)になり、儀式と契約によって優里ちゃんから髪や瞳の色を奪ってしまう。 (「黒青野」については未だあまり明かされてい

      • 前日

        毎週土曜にnoteを更新するつもりが、すっかり忘れていました。 キングオブコント一回戦が明日に迫り、ジタバタと過ごしています。 ここにきて、今までやっていたネタと全く関係ない新ネタが浮上し、(今までのネタが手詰まりになってきたこともあり)新鮮な気持ちでライブに出ています。迷いましたが新しい方を一回戦に出すことにしました。 準備してきたものを直前に捨てるというのは、本来あまり良いことではありません。果たしてどうなるでしょうか。少なくとも自信をもって出番を迎えられる程度のネタに

        • 自選3本

          今日は初めてナルゲキに呼ばれ、嬉しかった。 順位がつくライブはいつぶりだろう。「あの人よりウケてない」と思って悔しがることは今までも何度もあったが、久しぶりに数字ではっきりと示される機会だった。出番の直後くらいまでは勝つ時の風を感じていたのだが、夕方の雷雨と共に風は去り、凪のように音もなく敗れ去ったのである。我が杜に来し風は笹もそよがぬ微風であった。 しかし、いずれは勝てるようになるだろうという感触を得て帰った。「努力」。か。と思った。成果が出ているわけではないのでこれは本

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          6本

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          最近は

          僕ってば天才と思う時期も俺はとっくに駄目だと思う時期もあり、最近は後者だ。最後に自分の事を面白いと思えたのがいつだったか思い出せない。 何か題材になってくれないかと、ここ二週間くらいノンフィクションをずっと読んでいる。こんな読み方で身になったことはないかもしれない。 人の成功が妬ましい!けれど今の自分が過小評価されていると思うほどの自信すら持てていない。この停滞は良くない。とても良くない。 秋に単独をやろうと思った。自分で何とかするしかないなんて当たり前のことに何度でも行き当

          御嶽~日の出山

          10:32 JR青梅線 御嶽駅 着 電車を降りてすぐ、ホームに設置された分厚い木のベンチに腰掛けた。降車客の一団をやりすごしつつ、ホームから見える杉林を眺めた。 曇りである。だが、降る曇りではない。 国道201号線の傍の谷底には多摩川が流れている。渓流と時折交差しながら遡るようにして一時間ほど歩き、御嶽山易・気学研究会の建物を過ぎると、御嶽山麓と山頂を繋ぐ、御嶽登山鉄道ケーブルカー滝本駅に着く。 滝本駅に背を向けると、両脇に杉の巨木を構えた大きな鳥居と向かい合う。その先

          6/16 発熱、休演の週

          日曜から発熱があり、数日寝込んで過ごした。 月曜に検査を受けた。なぜか患者も含めて若い人しかいない小洒落たクリニックの待合スペースで診察を待っていると、近くに座っていた女性に、目尻に鶴の嘴のように鋭くアイラインを施した看護士が「今日はどうされました?」声をかけた。 「行くと毎回お腹壊す焼肉屋があるんですけど、一昨日そこに行って、」 行くと毎回お腹壊す焼肉屋に行ったところ今回は特にひどく吐き気が続いているそうだ。 明らかに無理をしてこちらと目を合わせようとする医師の診察を受けて

          2024/06/11 6/5セーリング体験

          先週は、セイラビリティ江の島というNPO法人の運営するセーリング体験に行った。 09:46片瀬江ノ島着 片瀬から江ノ島へと向かう弁天橋を渡っていると、ちょうど左手のヨットハーバーから色とりどりのセールを張った船が相模湾に出てくるところだった。海面は南からの穏やかな風にさざ波を立て、一面深い青に染まっている。朝の陽は海にガラスの粉を散らし、きらきらと絶え間なく細かな光を投げていた。海上の風は3m/sといったところだろうか。 集合時間まで少し時間があったので、岸壁の遊歩道に腰

          2024/06/11 6/5セーリング体験

          2024/06/01 コミティア、科博

          日曜日は初めてコミティアに行った。開場の15分ほど前に到着したが、東京ビッグサイトの駐車場には既に古今東西のオタク達が兵馬俑のごとく敷き詰められ、会場入り口まではノアの箱舟に乗り込む動物たちくらい行列ができていた。少しくどい比喩が続いた。しかし、一次創作限定というイベントの特性のためか、人気作の取り合いで殺伐とすることも(ワンフェス等と比べれば)なかったように思う。 人混みに疲れて一時間と少しで帰ってしまったが、もっとゆっくり見て回っても良かったと思う。ただ、各ブースをゆっく

          2024/06/01 コミティア、科博

          2024/05/25 車のプラモデルを作っている週

          最近はフィギュアを彫るのを一度中断し、車のプラモデルを作っている。ロータス79というF1カーのキット。カーモデルを触るのは初めての上、免許は持っているものの車に関する知識もほとんどないためかなり手探りの製作となっており、これ何?ここ何色?とわからないことだらけなのだが、手探りという文字通り実際に手で触れていると各部の構造や機能が少しずつわかってきて面白い。 車体前面のエアインテークから入ってきた進行風(車が前進することで相対的に前から受ける風)はラジエーターを通って車体上部

          2024/05/25 車のプラモデルを作っている週

          2024/05/18 高原英理『ゴシックハート』

          高原英理を初めて読んだのは国書刊行会の『高原英理恐怖譚集成』だった。綺麗な装丁に惹かれて買ったのだが、「恐怖譚」というものに馴染みがない自分は収録作『闇の司』の凄絶な描写に大変驚いたものだった。 その後、2019年12月の群像に掲載された『正四面体の華』という中編が面白く、それが組み込まれた連作『祝福』を読んだ。冷たく堅牢な言葉によってある(本来的な意味での)世界観が構築されており、言葉によって世界を意味付け、形作ろうとする筆に宿る心が、今なら「ゴシックハート」なのだと理解で

          2024/05/18 高原英理『ゴシックハート』

          2024/05/11 world's end girlfriendライブに行った週

          5/8にworld's end girlfriendのライブに行った。WEGのライブは2017年のCROSSING CARNIVAL以来だった。あの時はMEGURIが最新曲で、大森靖子とWEGでマジックミラーをやって、ハバナイがNEW ROMANCEをやって…とこの機に色々なことを思い出した。 一曲目、最初の音が鳴った瞬間「いくらなんでも」と思った。とにかく音がでかいのだ。爆音とは爆発「的に」大きい音を表す言葉としても用いられるが、本当に大きい音は本当に爆発に聞こえるのだと

          2024/05/11 world's end girlfriendライブに行った週

          2024/5/3 ライブに三つ出た週(5/4追記)

          28(日)に威嚇猫というライブに出た。ワタナベの2年目の海鍋というコンビが主催?している。楽屋に入ったら海鍋のおかだんごむしに「お元気ですか」と聞かれて、そういえば元気じゃないかもと思ったので「元気じゃないね」と答えた。 石原に「ライブの日だからちょっとピリついてるのかと思った」と言われた。周りに自分の機嫌を察させるのは恥ずかしいことだ。 しかし4/29(サジュメユ)、5/2(小夜漫才)とライブに出ると、少しずつ元気になったので、やはりお笑いに関わるとテンションを上げられるな

          2024/5/3 ライブに三つ出た週(5/4追記)

          2024/4/27 宝石の国最終話を読んだ週

          宝石の国が25日発売のアフタヌーンで完結した。 終わってしまうのが寂しくて単行本まで読めないと思っていたが、いざその日を迎えるととても静かな気持ちになってきたので、寝る前にコンビニに行き、レジ前に平積みされていたアフタヌーンを買った。 今まではコミックDAYSで毎話購入して読んでいたので、誌面に載った宝石の国を読むのは初めてだった。 巻末の作者インタビューみたいなコーナーにフォスのイラストが描かれていて、フォスが笑顔で手を振っていて、嬉しかった。紙で買って良かったと思った。最

          2024/4/27 宝石の国最終話を読んだ週

          ステロタイプA第一回単独ライブ『ステロタイプA』台本

          手書きのため読みづらい箇所あります。ご了承ください。 1.漫才 台本なしのため省略 2.中華料理屋

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          ステロタイプA第一回単独ライブ『ステロタイプA』台本

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          ステロタイプA第一回単独ライブ「ステロタイプA」振り返り

          今日は主に寝転がっているだけの日です。天気が良かったから毛布を洗ったのに、朝方から雨が降るらしい。 前コンビ、カーステレオミュージックを解散してからこの方、誰とも喋らず家からも出ない日が生活の大半を占めるようになりました。何もしない自分が当たり前になってしまったので-今これを書きながらスマホで単独の配信用映像を確認しているのですが、舞台に立っている昨日の自分は他人のように見えます。 昨日はステロタイプAとして初めての単独ライブでした。ご来場頂いた皆様ありがとうございました。

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          ステロタイプA第一回単独ライブ「ステロタイプA」振り返り

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