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Xia君お疲れ様でした。

Xia君の仕事は、優秀な指導者の考え方を誰でもわかるように言語化し、教え上手を増やす活動でした。

自分がこの仕事を彼に託したのは、卓球普及を考えた時、一番ネックになっているのが指導マニュアルだと感じていたからです。卓球の指導者の多くは、自分の現役時代の感覚や成功体験を元に指導を行っていて、この方法では、その指導者がいなければ機能させることはできません。

優秀な指導者はたくさんいるけれど、どこの卓球スクールも横展開がうまくいかない理由は、これなのかなと。卓球経験が乏しい。成績がない指導者でも、選手を育成できたらどんなに卓球を普及させることができるのだろう。そう考え、優秀な指導者の考え方を誰でもわかるように言語化し、会社全体で教え上手を増やすための活動を推進してきました。

卓球という競技を抽象化し、共通言語を作る。間違いないと思えるところまで叩いて書籍の形にするまで約7年かかって出版したのが「卓球の教え方の教科書」です。

共通言語ですから、「当たり前」のことしか書かれていない、卓球の技術解説も、連続写真も、挿絵もない、とてもユニークな書籍ができました(笑


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「卓球の教え方の教科書」
卓球オプティマイザー赤井福さんとXia君の対談動画
https://youtu.be/GGCQIas-yfc

おかげさまで、この書籍はAmazon書籍ランキング5冠を獲得することができました。ここ1年、新しく発売される卓球書籍の売れ行きを見て、今後Amazon書籍ランキングで1位を獲得できる本は出現しないんじゃないかと思っています。

Amazon書籍ランキングで5冠獲得
 ・Amazon書籍総合・人気度ランキング 1位
 ・Amazon書籍スポーツ・アウトドア新着ランキング 1位
 ・Amazon書籍スポーツ・アウトドア売れ筋ランキング 1位
 ・Amazon書籍スポーツ・新着ランキング 1位
 ・Amazon書籍スポーツ・売れ筋ランキング 1位

今は、まだこの書籍の存在を知らない人も多いと思いますが、8月からスタートしたWRMメンバーシップのゴールド会員に対して、この書籍を元に、この書籍を理解してもらうための、コンテンツ配信を続け、「考える卓球」ができる選手や指導者を育て、卓球普及に繋がる活動を続けていくので、私たちの想いの通りにいけば、数年後、新しいものが生まれ卓球業界が大きく変えられるんじゃないかと今からワクワクしています。

卓球の教え方の教科書を世に広め、卓球普及活動につなげる。それが WRMの一番の成すべき仕事なのかなと思っています。いろいろ書きましたが、Xia君はWRMを退職しますが、この本をベースに卓球普及活動を続け、WRMが存続する限り、Xia君との関わりも一生続いていくのかもしれません。

Xia君がやり遂げた仕事を、どう活かすのか?それが、私たちに与えられた大きな宿題です。今後のXia君の活動に期待しつつ、彼の応援を続けていきたいと思います。

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