0004_スシローが目指す”IT導入による効率化”と”おいしさの追求”_20190704

【Output:文章化】
 回転ずし大手のスシローは、IT化によって総労働力のうち2~3割程度の効率化を図り、寿司のうまさに直結する業務に集中させることを目指し「次世代型スシロー店舗」をオープンさせた。
 効率化に当たっては下記4つの施策を実施することで、従業員はネタの切り付けなど寿司の味を左右する業務に労力を集中できる。
①画像認識を用いた「自動会計システム」を導入し、レジの手間を削減
②値段ごとの皿を仕訳を手作業から、自動仕訳機械に代替
③調理した食品を一カ所からベルトコンベヤーで流せる「キッチン内オートウェイター方式」によりキッチン内の移動を削減。
(ここの表現が思いつかない。)
④持ち帰り用の寿司向けに「受け取りロッカー」を設置し受渡業務を削減。
 なお、スシローは”回転する寿司を顧客が楽しみながら選ぶ事が重要”だと判断しフルオーダー制には踏み切っておらず、今回の取り組みも成果次第により各店舗に導入のはんだんを任せるとしている。

【Process:分解】
リード:IT化によって総労働力のうち2~3割程度の効率化を図り、寿司のうまさに直結する業務に集中

業界全体の流れ
スシローの最新型店舗の工夫の内容
今後の展望:2~3割の総労働力を削減予定。取り組みの導入は各店舗の判断に任せるとのこと。
スシローは伊丹荒牧店を「次世代型スシロー店舗」と位置づけ、来店客の利便性向上と従業員の負担軽減という2つの課題解決に向け、さまざまな最新テクノロジーを詰め込んだ

 業界全体の流れ
 食品ロスによる資源問題及び過剰精算によるコストの増大
 フルオーダー式の回転すし店が増加している。
 カッパ寿司 :1割(2019年3月時)→5割に拡大予定(2022年3月時)
 スシロー :0割(検討の結果、開店する寿司から選択してもらう楽しみを優先)
 元気寿司 :8割(2019年3月時)

 IT化により作業を効率化し、寿司のうまさに直結する業務に労働力を集中させる。
 コスト削減
 画像認識による自動皿会計システム
 以前:会計に待ち時間が生じる。店員の数え間違いが発生。
 今後:セルフレジにてQRコードを読み取るのみ。
 皿の自動洗浄
 以前:皿の種類ごとに仕分けしてから手洗い
 今後:全自動で仕分け可能
 キッチン内オートウェイター
 以前:レーンごとにベルトコンベヤーが独立していたため、目的のレーンに横移動して皿を流していた。
 今後:一カ所から寿司皿を流せる。
 持ち帰り用のロッカーを設置
 以前;レジにて毎度やり取り。
 今後:事前に支払いを済ませておけば、店舗内のロッカーから商品を受け取るのみ
 収入アップ
 労働力を味の増加につながる作業に集中させる。


【Input:読み込み】
https://toyokeizai.net/articles/-/290155


【その他】
Time:75Min

 備考:フルオーダー制の回転ずし :2016年ころからフルオーダー制が散見されるようになった。
「オリコン日本顧客満足度地域別ランキング関東地方回転寿司部門」の格付けによると、関東では次のお店がランクインしました。

第8位 はま寿司 :ほとんどフルオーダー?
第7位 無添くら寿司 :
第6位 魚屋路 :
第5位 スシロー :
第4位 魚べい :
第3位 すし銚子丸 :
第2位 がってん寿司 :
第1位 金沢まいもん寿司 :

疑問:
今回の施策を導入することで、労働者が覚える業務量を減らすことができるのではないかとも感じた。(外国人労働者が増えているみたいなのでよりいいかと。)
一方で有事が起こった際のメンテナンスが大変そう。

振り返り:
一発で理解できるだけの処理速度が必要。
➡これを上げるためには何が必要か。



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