声優の卵を食いものにした奴についての一考察

ガイナックス絡みのゴタゴタで名前が出てくる、巻という男。こいつは某動画やウィキペディアの記述を参考にすると、ひどい奴らしい。

というのは、エヴァンゲリオンで名が売れたガイナックスに入り込み、無断でガイナックスインターナショナルという、名だけ借りた会社を作って、どうやらそこで声優を募集して、応募して来た女の子たちを食い物にしていたらしいのだ。

アニメなんか興味はないけれど、アニメが好きな若い女の子とセックスする事には関心があり、なおかつその子たちに商品価値があると見抜くだけの才覚もあり、しかもその子たちにとってのガイナックスという名前が持つ意味の事も、アニメなんか何も知らないし見もしない癖に理解していたという、狡猾さ。

それと庵野さんや山賀さん、岡田さんらの純粋無垢な洞察力や創造力とを対比する時、生きるってなんだろうと改めて思った。

そして、世の中には悪いやつもいるのだから気をつけねばならないなとも、改めて思った。庵野さんたちは、巻がなんで近づいて来たのかを理解した時に、改めて自分達が世の中で大きな影響力を持った事、その意味を、そしてそれが巻のような半死半生のにんげん(悪い意味で)をも引き寄せてしまうのだと言う事を、改めて理解したのではないか。

この事件は創造力の本質について何事かを教えてくれる出来事であり、銘記するに足る事件だと私は考えます。

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