アイデンティティの生死

 アイデンティティは死ぬものではないか。今の私のアイデンティティは私の「今」のアイデンティティに過ぎず、対比された「過去」のアイデンティティは死んだのではないか。一部分が受け継がれるとはいえ、「過去」のものに過ぎない。ファッションの生死と同じ構造のものである。