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サビキ釣り講座②~サビキ釣りのポイントと対象魚~

今回はサビキ釣りのポイントと対象魚について紹介します

サビキ釣りは
竿先から垂直に仕掛けを垂らして釣る釣り方なので
足元からある程度の水深が必要です

サビキ釣りに適した釣りポイントとしては
車を横付けして釣りができる便利さもあって
漁港の防波堤や堤防が主な釣り場となっています

サビキ釣りで釣れる魚種については
時期によって足元まで回遊してくる
アジやサバ、イワシなどの青物や

堤防のヘチや隙間に隠れている
メジナやチャリコ、カワハギ、スズメダイ、カサゴなどの
居着きの魚種が主な対象魚になります

以下、詳しくみていきましょう

サビキ釣りのポイントその1:防波堤・堤防(漁港や海釣り公園など)

サビキ釣りの代表的なポイントが
漁港や海釣り公園などの防波堤や堤防です

足元からある程度の水深があり、
場所によっては無料で車を横付けして
手軽に釣りができる所も多く
サビキ釣りに最適です

人気ポイントは平日でも朝夕のマヅメ時を中心に
常連釣り師やベテラン釣り師で混み合いますが、

週末を中心に家族連れや釣りデート、
友人との釣行でも賑わっています

サビキ釣りのポイントその2:桟橋(海釣り公園、釣り堀など)

海釣り公園や釣り堀でよくみられる釣り桟橋も
サビキ釣りの代表的なポイントです

沖に向かって長く張り出した作りになっている事も多く、
アジやサバ、イワシなどの定番の魚種はもちろん、
橋桁や沈み根に付いているチヌやセイゴ、チャリコなど
様々な魚種が狙えます

市営の海釣り掘では1000円前後の
比較的リーズナブルな値段で
一日釣りが楽しめますが

釣り掘の桟橋は足元が金網になっている所もあり
仕掛けを作っている時に隙間から小物を落としたり、

足元から下の海面が見えて不安感がある事もありますので
最初は慣れが必要かも知れません

とはいえ、一般の漁港の堤防と比べると
釣り桟橋の方が沖に付いている大物が狙えたり、

釣れる魚種も多彩で種類が多く、
常連釣り師を中心に根強い人気があります

こちらも漁港と同様に
週末はファミリーフィッシングなどでも人気で、
混み合っている事が多いです

サビキ釣りの対象魚その1:アジ

サビキ釣りの最も代表的な対象魚としてはアジです

朝夕のマヅメ時を中心に
比較的深めのタナで反応が良い事が多いです

サビキで足元に回遊してくるのは
比較的小さいサイズの子アジがメインとなりますが、

時合いに当たると数も釣れて食べても美味しいので
サビキ釣りの人気ターゲットです

子アジは唐揚げなどで骨まで丸ごと食べられるので
下処理の必要もなく調理も簡単です

サビキ釣りの対象魚その2:サバ

アジと並ぶ食卓の定番としてお馴染みのサバも
サビキ釣りのメインターゲットです

こちらも足元まで回遊してくるのは
比較的小さいサイズの子サバが多いですが
群れに当たると爆釣する事も珍しくありません

サバはアジよりも泳層が浅く、
肉眼で回遊してくるのを確認出来ますし、

日中でも釣れやすい魚種なので
お子様や女性でも簡単に釣れるターゲットです

群れが大量に入って来ると次々とサビキに食いつくので
とてもワクワク感のある釣り味を楽しめます

小サバも丸ごと唐揚げやフライなどで美味しく頂けて
下処理の手間もなく手軽な調理法が人気です

サビキ釣りの対象魚その3:イワシ

サビキ釣りで釣れる回遊魚としては
イワシもメインターゲットです

主に
マイワシ、カタクチイワシ、ウルメイワシの
3種類が代表的で

サバと同様に日中でも良く釣れ、
肉眼で確認出来る水面直下を群れで回遊しているのが見えます

餌に寄ってきて次々とサビキに食いつく様子が見えますし、
5匹、6匹と鈴なりに釣れる事も珍しくありません

イワシの体長は大きくても20センチ程ですが、
サビキのメインターゲットでよく釣れるのは
10センチ前後の子イワシです

小魚ではありますがプルプルとした
小気味良い引きが楽しめます

カルシウム豊富で丸ごと唐揚げや
天ぷらにしても美味しく頂けます

サビキ釣りの対象魚その4:サッパ

ママカリとも呼ばれるニシン目の魚種で
サビキ釣りでも良く掛かります

コノシロにも似ていますが、より小型の魚種です

体高のあるフォルムで引きも強く、釣り味も強烈です

サッパは群れで泳ぐ回遊魚ですが、
アジやサバほど広範囲を回遊しないので
冬場などのオフシーズンでも釣れる事があります

表層〜中層に多く肉眼では確認出来ない事も多いですが、
群れに当たると鈴なりで釣れる事も珍しくありません

酢締め、唐揚げ、天ぷら、塩焼きなど
様々な調理法で美味しく頂けます

サビキ釣りの対象魚その5:メジナ

磯釣りの代表的な魚種であるグレ(メジナ)も
サビキ釣りでも良く釣れます

漁港の岸壁や根に付いている事もありますが、
磯が隣接した堤防やテトラなどの

障害物が近くにある堤防で
より釣果が上がる傾向があります

サビキ釣りで釣れるのは10〜20センチ程度の
小型のサイズが多いですが、

引きの強い魚ですので、
小型でも竿が絞り込まれるような
強烈なやり取りが楽しめます

メジナは比較的臭いが強い傾向がありますので、
煮付け、酒蒸しなどで臭みを飛ばす調理法がオススメです

サビキ釣りの外道

サビキ釣りで良く掛かる外道(ターゲット以外の魚種)は
ヒイラギ(ジンダベラ)、フグ、ベラ、スズメダイ、アイゴ、ゴンズイ
などの小魚です

アイゴやゴンズイは毒があるので
魚バサミなどを使って魚体に触れないように注意しましょう

外道といっても命です

釣れた魚をそのまま防波堤に放置して
カラカラに乾燥しているのを見かける事もありますが

食べないならばリリースするのがマナーです

魚を釣って遊ばせてもらっている釣り人として
魚の命に敬意を持って釣りを楽しみましょう

…という事で

次回はサビキ釣りに必要な釣具と装備
について詳しく紹介します

お楽しみに!


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