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加賀フィッシングエリアの釣り場情報

栃木県佐野市にあるトラウトの管理釣り場、加賀フィッシングエリアの釣り場情報です。

料金体系

1日券 4500円、半日券 3500円、イブニング券 2500円、女性券 3500円です。
金額は一般的なエリアと同じか少し安いくらいですが、魚の質やエリアの設備、サービスなどを考えるとどう思うかは意見が分かれる所だと思います。

半日券は3500円ですが、受付では一旦1日券の金額4500円を払って入場し、12時15分までに受付前に帰ってきたら1000円返すシステムです。

途中で気が変わって1日釣りをしたくなった場合は1000円は返還されませんが、そのまま午後も釣りをすることが出来るとのことです。

マナー系のレギュレーションは厳しめ

まず見学禁止が他の釣り場さんにはないルールです。

公道から入場ゲートをくぐるとすぐに受付がありますが、車で入場しても料金を払わないなら受付から奥には行かないで下さいということだったので、加賀フィッシングエリアに行くなら事前に公式サイトなどを確認の上、どのプランで釣りをするかを決めてから入場する方が良いでしょう。

見学禁止なのは厳しめのルールだと思いますが、敷地が広すぎて一度入場するとどのお客さんがお金を払ったかの確認が仕切れないから無断で釣りをされても分からない可能性があるからかも知れませんし、

不法・不正行為・マナー違反は別途倍額徴収の上、退場となりますとあるので、実際に過去に無断で敷地に入って釣りをした方もいるのかも知れません。

ルアー制限のレギュレーションはそんなに厳しくはない

加賀フィッシングエリアは公式ページを見てもルアーサイズや種類の制限などはないようです。

ワームやトレーラー、集魚剤、カエシのある釣り針などは禁止されていますが、縦釣りやセニョールトルネードなどの変わり種ルアーも使えるようなので、ルアー制限に関しては比較的緩めのレギュレーションだと言えるでしょう。

敷地は広いが設備は清潔感がイマイチ

加賀フィッシングエリアは敷地は広大で、フォレストスプリングス等の大型の管理釣り場と比べても引けを取らないレベルです。

トイレは2ヶ所あり、水洗ではありますがあまり綺麗ではなかったので、デートや家族サービスなどで女性がいる場合は少しネックかも知れません。
※訪問時にはクラブハウスが閉まっていたのでそちらの設備は未確認です。

エリアとしてのクオリティは微妙

加賀フィッシングエリアの1~3号池をざっくり周ってみた感じでは、
魚のサイズは小型が中心で、ポンドが広大な割には魚影もあまり濃くはない印象でした。

大型のマスは底に沈んでいるのかも知れませんが、見た感じでは大きな鯉が居るのみで、マスは30センチ程度の小型がほとんどでした。

レギュレーションで40アップの持ち帰りが2尾以上は禁止とされていることからも大型魚は貴重で、絶対数も少ないものと思われます。

2号池の流れ込み以外に水が動くポイントがなく、真夏の炎天下の日中などは水が動かない場所に入っても魚にやる気がないので釣れにくいです。

2号池の流れ込みエリア以外は釣るのが難しい
アベレージサイズの小型のニジマス
ストリームエリアは追加料金が必要です。

総評

初めての魚釣りで連れて来られた初心者の方なら、エリアの広さや魚の多さに驚くかも知れませんが、

他にも色々な管理釣り場を回ってみると、もっと魚影も濃くて大型の魚が沢山釣れて引きも楽しめる優良エリアがありますので、

個人的には施設設備や魚の質も含めたエリアのクオリティとレギュレーション、スタッフの対応などを総評するとお金を払って次回も行きたいと思えるレベルではありませんでした。

見学すら禁止なのはエリアが広すぎて無断で侵入して釣りをする人がいて管理出来ないからやむ終えないルールなのかも知れませんが、多少強気な経営方針で運営しているエリアさんだなという印象を受けました。

水質は問題なく綺麗だったので、池のポテンシャル自体はあると思いますが、

・水の動く流れ込みエリアを増やしたり、水をまんべんなく循環させる
・もっと大型のマスをたくさん放流する
・もっと魚影を濃くする
・トイレなどの設備もちゃんと綺麗に清掃する

などの条件が整えば1日5000円くらいでも良いのにと思い、
せっかく広大な敷地と池があるのにもったいないなという感じでした。

佐野市は埼玉や宇都宮、あるいは首都東京からも近いので、現在の経営方針でも人が沢山来るので商売としてやって行けるのかも知れませんが、

魚をたくさん釣りたい方は数時間足を伸ばしてでも、もう少し条件の良い管理釣り場に行った方が楽しめると思います。

※イブニング券は2500円と割とリーズナブルなので、もし夕方に魚の活性が上がるなら近場に住んでいる方はアリかも知れません。

⇒加賀フィッシングエリアの公式ページはこちら

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