離島の人間関係は辛いよ。。。
今の日本は昔に比べて、多様化が許容されつつあり、私にとっては昔と比べたらとても過ごしやすくなった方なんだけど、離島は時差があるみたい。
子供の頃に戻ったようだ。
子供の頃と言うと、今年で35歳になるので、ほぼ30年以上前になる。
離島と言っても、誰でも簡単に行けるような島でもないし、天気予報の地図には入らない距離に位置している。
遠ければ遠いほど、時差が生じるんだろうね。
同じなのは高齢者が多いってことだけ。
むかーしながらの説教好きで、年上は敬えの世界だから鬱陶しくてたまらない。
老人達の戯言をすごーく興味なさそうに聞いてるようで(自分では精一杯聞いているつもりで、相手も聞いてもらっていると思っていたけど)、いつも嫌味を言われる。
というか、褒めない。
何やっても嫌味しか言わない。
そういったところは、昔ながらの日本という気もしなくもない。
ただ、この島特有の島民の気質は、独占欲が強く、常に注目されていたいという想いを強く持っていること。
特別扱いが大好き。
年上ほどそれが強い。
自分が世話した(←勝手にそう思い込んでいる)輩が他の人と仲良くしていることを必要以上に面白がらないし、攻撃してくることもある。
私が嫌味を言われたりなどの攻撃を受ける時は、大抵他の人と仲良くしていたり、置き去りにされていると本人が感じている時だ。
若い人が少ない島で、毎日高齢者の話ばかり聞いていたら飽きるのも当たり前で、そういう心境を抱えたなかで、若い人と話すことがどれだけ楽しいことか。
ほんの数分楽しそうに会話してるだけで、無理矢理割り込んできたり、自分の話に持っていこうとする。
こういう時は私もたまらず不愉快だという気持ちが顔に出る。
ただ、後々めんどうくさいから、鬱陶しくてもみんな我慢して聞いてあげるそうだ。
「はっきり言っちゃったらさ、向こう(高齢者)が何も言えなくなるの分るもん。それは可哀想じゃない。」
と、移住歴の長い島外者や、この島の問題を理解している島民は言う。
情がありますね、みなさん。私は可哀想だなんてちっとも思わないけど。
私の薄情なところが伝わっているのか、「おまえはとどめを刺す女だからな。」と言われた。
「あんまり年寄りいじめんなよ。」とも。
いじめられてんのはこっちの方だぜ!やれやれ。
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