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石川県コラボのお話@わふくラブ(粗プロット)

今日は地域と絡めてコラボできそうな世界のお話です。
加賀の白ウサギに合わせてみました。
設定は石川県とコラボして、色んな場所を巡ることで、巡った場所に応じて、お話が開放される展開をイメージしてます。(システムの実現性は勘弁してください)

江戸時代、現在の県南部を治めた「大聖寺藩」に、鳥見徳兵衛という役人がいた。ある春先、徳兵衛は傷ついた1羽の白ウサギを助けた。
その年の秋。稲の収穫前に加賀地域は未曽有の大雨に襲われ、大凶作になる可能性が出てきた。だが、徳兵衛のもとに、助けた白ウサギが現れると、大雨はいつしかやみ、夜空にはきれいな月が浮かんだ。その年は一転、大豊作に恵まれたという。以来、加賀ではウサギは「月を呼ぶ」が転じ、「ツキ(運)を招く」と親しまれている。

加賀の月うさぎ

世界の設定

  • ここはさまざまな精霊たちが集う場所「万葉殿」

  • 万葉殿で働く精霊たちは皆わふくが大好きで人をおもてなしするのが好き今日もわふくを着た精霊たちが全国各地のさまざまなお悩みを解決するため、出張する

登場人物

  • うさぎわふく(金沢とリンクさせる)※大きなうさぎ耳のわふくちゃんは現状のコレクションにいないので、これは地域特典として作っちゃう想定です。

  • 狐わふく(スタッフ1)「これも何かのご縁、精一杯おもてなしさせていただきます」

  • たぬきわふく(スタッフ2)「おしごと、ちゃんとできたよ、嘘じゃないもん」

  • 猫わふく(スタッフ3)「それって楽しい? 楽しい? うふふ」

前提の伝承

  • 藩政時代、大聖寺藩(加賀)の優しい役人が傷ついた白うさぎを助けてやった。

  • 大雨が降り続き被害が心配された折、その白うさぎが現れて雨が止み、月が出たそう。

  • その年は無事豊作に恵まれた。それ以来、月を呼ぶ、転じて「運(ツキ)」を招く月うさぎと呼ばれるようになった。

起承転結

<起>

万葉殿にとある白うさぎの精霊がやってきて女子会
ここでわちゃわちゃさせる

<承>

加賀に月うさぎの伝承があるのだが、白うさぎには「ツキを呼ぶとかそんな大それた力はないよ」と言いつつ、何か加賀に恩返しができればと思っていることをスタッフに告げる

<転>

  • 万葉殿秘伝、訪れる人がほんの少しの笑顔になれるおもてなし袋(香袋とか)が登場

  • やさしい気持ちのうさぎわふくに対し、うさぎわふくの想いをこめて、石川の人が集まるところに置いておくといいよとアドバイス

<結>

  • 石川県の人が集まる場所に、実際のおもてなし袋を何パターンか置いておいてスタンプラリーみたいな形にする

  • スタンプがたまると、石川について想いをはせてくれたうさぎわふくのミニストーリーが読める

報酬ストーリー

・ストーリー1
 うさぎわふくが過去石川で遭遇した伝承

・ストーリー2
 うさぎわふくがなぜわふくが好きか

・ストーリー3
 うさぎわふくが万葉殿と出会うまで

・ストーリー4
 うさぎわふくの悲しい過去
 (本当は双子の妹がいたけれど、生まれる前になくなってしまって心の中にいる)

・ストーリー5
 うさぎわふくの日常(普段は精霊界を旅するやんちゃ娘)

編集後記

伝統工芸や神社仏閣をダイレクトに絡めるとなかなか設定に無茶が出てしまうので、津々浦々残っている伝承や神話と絡めれば納得感あるお話になりやすい感覚を持つことができたのはよかったかと。
逆に、わふくちゃんのつけているアクセの可能性は広く、浦島太郎(カメわふく)や八俣の大蛇(ベビわふく)なんかも可能です。

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