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副業と兼業で今後の働き方がどのように変わるのか?【労働環境新時代の働き方】

引き続き労働環境新時代について考えたいと思います。

今後の働き方については、国の後押しもあり副業がじわりじわりと盛んになってきております。
今までの日本国内でタブーのように扱われていた、企業によっては就業規則で禁止されて当たり前のようにやってはいけない扱いの副業、場合によっては懲戒などの処罰対象であったこの概念が変わりつつあります。

大事な論点としては、国が推奨しだしたことは「副業」ではなく「副業・兼業」なのです。


今では副業だけが主にフォーカスされていますが、今後は兼業についてもかなり一般的になっていくことが推測されます。もちろん今はまだまだです。

もう少し時間がかかるでしょうが、労働力として1人2~3社の会社に社員として所属する時代がもうすぐ来るでしょう。
それは労働の流動性の観点からも良いことで、給与の妥当性や適正金額なども客観的に図る機会にもなります。
また、人間関係や労働環境で逃げ場がないような感覚に陥ることも少なくなり、2社目、3社目にメインを移すことも可能です。

労働時間の割合の変化のみですので、この場合は転職とは言いません。
ですから常に労働環境が柔軟に生産性が高い働き方を個々で個別に可能になります。

さすがに4社以上だとちょっと多いかなとは思いますが、それでも専門的な知識や技能をもった素晴らしい方々はもっと引き合いがあるので1人で10社に兼業しているという図式であっても何ら不思議ではありません。
1か月に1日だけでも出社してもらえると会社としてとても助かるという図式も当然のように成り立ちます。
これは労働者側だけではなく企業側でも大きなメリットです。
つまり上位レイヤーの方々は顧問のような兼業が合理的に合法的に可能になる、実現できるということです。

しかもこの兼業についてはホワイトカラーのみの話ではありません。
ブルーカラーでも非常に価値があり多様性が担保される素晴らしい概念ですので、一定の限られた方々のみではなく大多数の多くの方々がこの恩恵を受けられる仕組み・制度です。

今後は副業を入り口として副業が一般的になった段階で次に兼業を推進する動きが来るでしょう。
企業としても予め概念や認識を今のうちから準備して整理できている会社や組織が生き残れると思われます。

1人で月/100万以上の報酬を得るチャンスがあるお方が今よりも着実に増える時代になっていくと思いますが、恩恵を大きく受けることが出来ない方々は技術や知識や技能がない方々=誰でもできる仕事=AIやロボットで代替処理が可能な領域、などについては恩恵は少ない可能性があります。

今のうちからこの兼業が当然の時代、仮に5年後10年後を見据えて個人にしても組織にしても備えておくと良いと思います。

以上、労働環境新時代について1つの視点を書き記しておきます。

引き続き有益な情報を発信していきたいと思いますのでフォローをお願いします。

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