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Half time Old「エール」に思うこと

彼らの詞の美しさに感動し、それを書きたいと思ったものの、ついつい自分語りと共感の日記になってしまっているnote。

プロットもなく、ただ連ねている構成はプロとは言えないですが、まぁここは別に商売でもなくたまには自分の言葉を連ねる場なのでご容赦ください。(誰に言っているんだろう(笑))

では、今日も相変わらずハマっているHalf time Oldについて勝手な私見を述べていきます。

Half time Old「エール」という歌

カンロさんのボイスケアのど飴タイアップとなっており、購入者には若手ミュージシャン3組から応援歌が贈られるという企画のようです。

公式にはショートバージョンのMVがありました。

Half time Oldらしい一節があります。

信頼に足か分からないが
俺が全力で保証する

ーHalf time Old「エール」より引用

「あ、今この人の背中を押したほうがいいんだろうなー、空気的に」って時、誰にでもあると思うんです。

無責任な歌や自己啓発本は「あなたなら大丈夫」とものすごく簡単に言ってくれます。一体あなたは私の何を知っているのかだろうか、と怒りが込み上げるくらい簡単に。

でもね、やっぱり誰かに背中を押して欲しい時はあって。

自分の挑戦に足がガクガクするほど震え、大それたチャレンジに心臓は縮み上がり自分が自分でないような感覚に襲われる時、やっぱり信頼する人に「できるよ」とは言って欲しい。

「信頼に足か分からないが オレが全力で保証する」

これまでの歩みを見てきてくれたからこそ、出る言葉だと思います。誠実さと、強さと未来への希望が含まれていて。

未来の保証なんて本当は誰にもできない。でも努力もひたむきさも知っていいる友には、やっぱり安心してその震えを抑えて前に一歩踏み出して欲しい。保証なんて軽々しい言葉は伝えたくないけれど、でもやっぱりストレートに伝えたい。そんな思いがギュッと詰まって、胸が熱くなります。

ちなみにこの歌には未来に関する詞もあるのですが、そこは購入者限定のフルバージョンにありますので、ここで引用するのは控えます。

Half time Oldらしい「未来」の捉え方だなと思います。

バカにするヤツもいるが
情熱をなくしたヤツらの戯言だ

ーHalf time Old「エール」より引用

何かやろうとすると何かしらいう人はいます。一方は本気で心配してくれている人、もう一方は冷めた関係ない人たち。

前者はある意味一番厄介ですけどね。少なくとも自分のことを見てくれていますから。趣旨から外れるので省きますが、無碍にもできない。

後者はね、本当に戯言、この通りだと思います。

戯言なんですけどね、わかっていても挑戦しようと震えているときに言われるとやっぱり心が折れそうになるものです。ただでさえ心が落ち着かない時に言われるもんだからダメージ大きいですよね。

ま、この手のことは大抵戯言です。反論するだけ無駄です。相手も酒のつまみ程度で悪気もないからタチが悪い。

エール(応援)って難しい

私は「頑張れ」「できるよ」が未だにうまく言えません。

いや実際には言います。どっちだよと思いますが、よく知らない人には自分可愛さに言います。だって、背中押してほしそうなんですもん。現実には綺麗事を伝えていたほうが楽です。

そんな現実なんて大人になればうまく受け流せると思っていたんですけどね、やっぱりいつまで経っても慣れることはできなくて。例えよく知らない人であっても、自分の発した言葉は自分に返ってきてしまう、そんな言霊があるような気がして。

逆に簡単に「頑張れ」が言える自分だからこそ、無責任でない「あなたならやれるよ」はいろいろ考え込んでしまってうまく言えません。

頑張っていることも知っている、やれるかもしれないと思う、努力したことはわかっている、その過程も見ている特に親しい人は、更にとりあえずの言葉も言えない。だって未来なんて私には分からないから。

誰かを応援することはとても難しい。

だからこそ、誰かに言ってもらいたいのかもしれませんね、誠実に。オレが全力で保証する、と。




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