ふしぎなあづささん。読了の感想。

まこと君、大学1年生という描写だけでは何歳かは分かりませんが、年齢相応の女性への好奇心と、学業への熱心さと適度な距離感(要審議)を感じました。

2回のマッチングアプリの使用はイマドキ。僕は詳しくありませんが、色々な機能があるのでしょう。好奇心の強い方なら、利用はしなくても確認だけはされるのかな?

あづささんは、「自分を大事にしていない」と「自分の人生なのだから色々な経験をしたい」が、紙一重な方なのかなって書きながら思いました。
その語り口については、謎はあるけれど、その謎は深く考える必要はない感じ。ぼんやりと、ああそういう人なのかなくらいでいいと僕は感じた。
難しそうな本を読んでるからと言って、知能が高いかは断定は出来ないけれど、読めること自体の可不可と、読んだことをどのように伝えるのか、何を自身の中で、または他者との交流の中で醸成されるのかには知性が問われるとは、少し思う。

終わり方、終わりへの向かい方、どちらも好きです。
ちょっとした日常の中の非日常、完全な非日常ではなくて、しばらくすると日常に同化しそうな非日常という感じが良かった。
まこと君とあづささん、お互いに刺激になるといいですね。(このまとめでいいのだろうか…)

とても面白かったです!
また読みたい!!!

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