コピーライティングがものすごい役立った たった一つの想定外なこと


なぜ物販で起業したのにコピーライティングなのか

今でこそコピーライティングを仕事にしていますが、起業の最初はまず物販でスタートしています。物販といっても自分で商品を作っていたわけではなく、売れそうな物を仕入れて売っての繰り返し。

身近に質問できる人もいなく、わからないことはとにかくググることを繰り返したため、必然的にいろんな人の物販に関する記事を読むことに。

「この人の記事は読みやすいけど中身が薄い」
「この人の文章は癖があるけどつい最後まで読みたくなる」
「この人の文章はなにが言いたいかよくわからない」

など、コピーライティングに無知であっても
いろいろな文章に触れるにつれ、
人それぞれ文章が異なるのは感覚的にわかっていました。

それと同時に「もっとこういう書き方してくれたらわかりやすいのに」
と思うことがどんどん増え、だったら自分で物販用のブログを書こうと思い立ったのです。

コピーライティングって「北海道はでっかいどう」 みたいなダジャレのこと?

 ただブログに関しては初心者だったので、ブログ講座みたいなのをいくつか受けた時にコピーライティングを初めて知りました。
 コピーライティングの言葉そのものは知っていたのですが
私の中のイメージは「北海道はでっかいどう」みたいな、
安直なダジャレ?みたいなレベルしか知らない状態(笑)
なぜ自分の体験を伝えるためにコピーライティング術が必要なのか全然わかっていませんでした。

こんな状態からのスタートでしたので、
とにかくコピーライティングの講座を受けたり本を読みまくり
コピーライティングのなんたるかを勉強しました。

ただ、学びながら思ったのは、一般的なコピーライティング術のみだと
どうしても型通りになってしまい、オリジナルな感じ、つまり「自分らしさ」や「自分ならでは」を出せてない
な、と。

「別にこのブログ、自分じゃなくてもよくない?」と
自分でツッコミを入れたくなるほど、書き始めたころのブログはとても無難でつまらなかったです。今読み返しても、こっ恥ずかしくなりますね^^;
コピーライティング的には優等生の記事ですが、心に響かないのです。


コピーライティングよりも大事なこと

 結局、無難な記事を書いていてもブログのアクセス数は伸び悩み。そりゃそうですよね。わざわざ時間を使って読みに来てるのに、どこにでもありそうなことだけなら読む気が失せるってもんです。そこで、コピーライティングだけではなくブログやメルマガ運営、コンサルのやり方など、ビジネスという括りで多方面からやり直しました。

 人気のブロガーさんや人気メルマガも片っ端から読みまくり
「なぜ人気があるのか」を体当たりで探っていく日々でした。
人気のメルマガ発行者さんに直談判し直でコンサルしていただいたこともあります。

そこから学んだことはまた別のnote記事に書きますが、
ビジネスという広い視点を絡めながらにコピーライティングを学んだ結果、
今はブログ、メルマガ、物販の講座、コンサルなどで一通り結果を出す
ことができました。

そしてありがたいことに、ファンになってくれる方もいます。
「Nayuさんのおかげで物販うまくいってブラックだった会社辞めました」
「クラウドワークスで記事書きの仕事を単発でもらってただけなのに、
自分のブログ運営ができるようになるなんて信じられないです」など。

(コピーライティング術があれば記事書きの仕事は余裕で受けられます。ただし単価が安いのネックなので、自信がついてきたら自分でブログ運営する方が実入りは確実に増やせます)

カウンセリングにもコピーライティング術が活きる

 また、物販とは畑ちがいの心理カウンセリング的な分野でも
このコピーライティング術は存分に活かされています。学生の時に社会心理学を専攻していたのですが、当時は臨床心理士やスクールカウンセラー以外に心理学を活かせる職業があまりなかった。
 でもニーズはあるとずっと思っていました。そして、ここ数年はモラハラ、アカハラ、パワハラなどハラスメントの深刻な問題が頻発している。
満を持してとはこのことだなと思い、今はハラスメント系のカウンセラー的なお仕事も始めています。

 その時に役立つのはもちろんコピーライティング術。
自分が伝えたいことを
ターゲットにしたいお客様に響く言葉で
わかりやすいように伝える技術
これがとてもとても役立っています。

つまり「たった一つの意外なこと」とは
何かのビジネスをしたいと思う時、コピーライティング術はジャンルを問わず、必ず役立つ手段だったということです。



「なんとなく」をハッキリさせてくれるのも
コピーライティング術

「結果論じゃん」と言われれば確かにそうかもしれません。
ただ、私はこの先も、どのジャンルであっても
コピーライティング術を使って同じように展開していける自信があります。

なぜなら、コピーライティング術というのは、
ターゲットとなるお客様に向けて響く文章を書くもっと前の段階、
自分の中にあるモヤモヤや心の内をも言語化できる技術だからです。

「なんとなくこうだったらいいな」
「なんとなくこうしたいな」
「なんとなくお客さんとこういう関係を築いていきたいな」


コピーライティング術を身につけたい方でしたら、どんなジャンルにせよ、そういう思いってきっとあると思うんです。
 私の場合もそうで、カタチにならないものををカタチにする時って、
最初から明確にバシッと「これ!!」って決まってません。
いつも「なんとなく」からのスタートです。

その「なんとなく」の自分の希望に対して
「なぜ」「なぜ」「なぜ」と自分を掘り下げていく。


アウトド用品の商品開発でも
コピーライティング術が役立つ

私はアウトドア用品を作っているのですが、例えばですが、
商品開発の段階では

・なぜ、アウトドア用品を作りたいのか
・なぜ、この商品を作りたいのか
・なぜ、他の似たような商品ではだめなのか
・なぜ、その色がいいのか
・なぜ、その機能をつけるのか
・どういう人をターゲットにしていて、それはなぜなのか

といった問いかけを自分にしています。
そしてそれをすべて言語化していく。
なぜなら、その問の答えが商品コンセプトそのものだからです。
こういった自分しかわかりえない「根本となる軸」があればこそ、
コピーライティング術が生かされるのです。

これは、別のnote記事「コンセプトの作り方」でも記載しているので、
そちらも参考にしてくださいね。

この記事は以上となります。お読みくださってありがとうございます!

                                                                                                     By Nayu