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23/24 プレミアリーグ第19節 マンチェスターユナイテッド vs アストンヴィラ マッチレポート

公式戦4試合ノーゴールで未勝利のマンチェスターユナイテッドが、リーグ3位で優勝争いをしているアストンヴィラをホームに迎えた一戦。

ユナイテッドは中盤にメイヌー、エリクセン、ブルーノとクリエイティブに長けた3枚を並べ、マクトミネイがベンチスタート。
また左がラッシュフォード、右がガルナチョとなった。

試合開始。
お互いミドルプレスをかけ、素早い攻撃を狙う。
ポゼッションは五分五分であったが、徐々にアストンヴィラがペナルティエリアに侵入する回数が増え、ユナイテッドはヴィラのハイラインの裏を狙えようになる。

すると21分、右サイドからのフリーキックをマッギンが直接ゴールを決めヴィラが先制する。
またしても追いかける展開となったユナイテッドだが、反撃することができない。

そして26分、マッギンのコーナーキックからフリーのラングレが折り返し、最後はデンドンケルが流し込みヴィラが追加点を奪う。
ヴィラの巧みなセットプレーに翻弄され、あっさり2失点目を喫してしまった。

30分、エリクセンが裏に抜けたブルーノがシュートを放つがボールが足に入りすぎて上手く当たらない。
直後にはカウンターからラッシュフォードがフィニッシュするが、マルティネスにキャッチされてしまう。

ヴィラは2点リード後、前からボールを奪おうとする姿勢も見せつつ、自陣にセットをするが、ハイラインは変わらないため、ユナイテッドは前線と中盤の選手が裏を狙ってチャンスを作っていく。

しかし、オフサイドになる事が多く決定機まではいかない。
44分には、ブルーノがワンタッチでラッシュフォードにスルーパスを出し、左足でシュートを放つがサイドネットに当たってしまう。

そのまま0-2でアストンヴィラがリードで前半終了。
得点力がないユナイテッドにとって苦しい展開となった。

後半開始。
立ち上がり、ブルーノ→ホイルンド→ブルーノからラッシュフォードが抜け出し、ガルナチョへラストパス。
キーパーを交わしゴールネットを揺らすがオフサイドでノーゴールとなる。

前半の途中から徐々にボールを握っていたユナイテッドが攻勢になっていく。
引き続きディフェンスラインの背後を狙うが、前に出るマルティネスにカットされてしまう。

59分、ユナイテッドがようやく息を吹き返す。
中盤でパスカットしたブルーノからラッシュフォードと繋ぎ、最後はガルナチョが流し込み1点を返す。
ユナイテッドは公式戦5試合ぶりの得点。

しかしヴィラも失点直後に反撃。
左からのクロスにベイリーが合わせる。
これはオナナのビッグセーブに阻まれるが追加点を奪いにいく。

その後はお互いチャンスまでいかない展開であったが、71分、ブルーノのグラウンダークロスのこぼれをガルナチョが左足でフィニッシュし、ディフェンダー当たってコースが変わりゴールイン。
ユナイテッドが同点に追いつく。

一気に逆転を狙うユナイテッドは引き続きボールを握り、素早い守備も見せていく。
逆にアストンヴィラは前半と違い、ペナルティエリアに侵入する機会も少なくなっていく。

80分にラッシュフォードとメイヌーに変わりアントニーとマクトミネイを投入。
メイヌーはピッチを去る際に、手を上に振り観客を煽る。
将来のキャプテン候補だと感じさせられた。

そして82分、オールドトラフォードに待望の瞬間が訪れる。
ブルーノのコーナーキックがマッギンに当たり、ホイルンドが左隅に決め、ユナイテッドが逆転に成功する。
Finally!!!
ついにホイルンドにプレミア初ゴールが生まれた。

ユナイテッドは逃げ切りを図りにいく。
ホイルンドに変えてカンブワラを投入。
5-3-2でガルナチョとアントニーの2トップとなった。

アディショナルタイムは9分。
ユナイテッドはハンニバルとゴアを投入。
ゴアはプレミアデビューを果たす。

ハンニバルはボールキープをし、ファールを受けて時計の針を進める。
そして、そのまま3-2で試合終了。
ユナイテッドが逆転勝利でチェルシー戦以来の勝利となった。

アストンヴィラは勝てた試合であったが、オールドトラフォードの雰囲気の影響もあってか、ユナイテッドのペースに飲まれてしまった。

3位のアストンヴィラに2点差から逆転勝利。
そして待ちに待ったホイルンドのゴールも生まれ、このまま軌道に乗っていきたい。
そして、久しぶりにユナイテッドの試合で感動した。
私たちサポーターはこういう瞬間を待っていたのである。

それではまた。。

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