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23/24 プレミアリーグ第7節 マンチェスターユナイテッドvsクリスタルパレス マッチレポート

前節、公式戦4試合ぶりに勝利したマンチェスターユナイテッドがホームにクリスタルパレスを迎えた一戦。
マルティネスが2、3ヶ月の離脱が決定して、またも最終ラインに不安が残るが、ヴァランがスタメンに復帰。
左サイドバックは引き続きアムラバトが務める。

試合開始。
予想通り立ち上がりからユナイテッドがボールを握るが、セットプレーからパレスがチャンスを作っていく。
左からのクロスにグエヒがヘディングで合わせるが、わずかにポストの右に外れる。

しかし、直後にユナイテッドも決定機を迎える。
ラッシュフォードのスルーパスに抜けたホイルンドがキーパーと1対1になるが、ゴール前でミッチェルがクリアし、先制点とはならない。

そして25分。先制したのはクリスタルパレスだった。
アムラバトのファールで得た右サイドのフリーキックからアンデルセンが素晴らしいボレーシュートをオナナの頭上に叩き込んだ。
今シーズン、先制点を奪われてばかりのユナイテッドが、今回も先制点を許してしまった。

その後はカゼミロがミドルとヘディングで惜しいシュートを放つが、どちらもゴールとはならず、ユナイテッドは1点ビハインドで折り返すこととなる。

後半開始。
立ち上がりからユナイテッドが攻勢に出る。
ブルーノがミドルシュートを放ち、ホイルンドがゴール付近でヘディングを放つが、どちらもキーパーのジョンストンにビッグセーブされてしまう。

一方パレスも、相手ペナルティエリア付近でリンデロフからボールを奪うとヒューズがミドルシュート。
これはオナナのセーブに阻まれる。

ユナイテッドはペリストリに変えてガルナチョを投入。
ガルナチョは自慢のドリブルで左サイドを突破し、中央のホイルンドが惜しいシーンを作るが最後までパレスゴールをこじ開けることが出来ず、そのまま試合終了。
0-1でアウェイのクリスタルパレスが勝利。
ユナイテッドはプレミアのホーム戦2連敗となった。
今までの敗戦は強敵であったが、今回は明らかに格下相手の敗戦。
今まで以上に危機感を持たなければならないだろう。

チャンスは作るが点が決まらない。
今シーズンのユナイテッドを物語っている内容での敗戦であった。
ホイルンドは徐々にフィットしつつあるが、もう少し決定力を上げていく必要がある。
この試合でホイルンドは2、3点取っていてもおかしくなかった。

また、ペリストリは上下動をするが、相手ゴールでの脅威はない。
そしてラッシュフォード。
私が1番好きな選手だが、調子が上がらない今、ベンチに置いて途中から出場させるのも有りだと思う。
2列目は左がガルナチョ、真ん中はマウント、右はブルーノが良いだろう。
3列目はエリクセンと調子が少し上がってきたカゼミロ。
本当は3列目にアムラバトを使いたいが、左サイドバックの緊急事態が収まるまでは中盤で起用できない。

リーグ戦7試合で早くも4敗。
昨シーズン、権威が戻ってきたオールドトラフォードでも2連敗。
怪我人や出場できない選手が多いのは辛いが、主力のコンディションが全体的に上がっていないのも事実である。

ミッドウィークにはホームでガラタサライ戦があり、落ち込んでいる暇はない。
今月の最後にはホームでマンチェスターダービーがある。
シティ戦までは実力的には格下相手が続くため、パレス戦も含め本来は全勝しなければならなかった。
何ひとつ明るいニュースがないマンチェスターユナイテッド。
後がない状況でどのように復活していくか。
いちサポーターとして見守っていきたい。

それではまた。。

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