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満月カレンダー

生理が来るたびに、月経というシステムへの漠然とした怒りが押し寄せる。これ廃止にできない?

それと、『かか』の冒頭を思い出す。金魚、間違いなく金魚だな〜と思う。


ここ数日、薄着でも暑いと感じる気温になってきて、フローリングに寝転ぶのが一層楽しい。

もちろんフローリングは硬いので、私には骨があります!という気持ちになる。体の形を知覚できる。布団だとそうはいかない。ふわふわすぎるベッドは、自分の形が分からなくなるから好きではない。


私の寝具は、

- 夏 : タオルケット
- 冬 : 毛布

がデフォルトなので、サラサラの掛け布団は性に合わない。枕はIKEAのサメ。


彼氏の家には、私用の布団と毛布とタオルケットがある。IKEAのサメもあるので、自宅の寝床を再現することができるのだ。泊まりやすい。とはいえ、チャリで帰れる距離なのであまり泊まらない。やっぱり家の布団しか勝たんというところもある。



自分の加害性について、自覚して吐きそうになるのが好きなんですが、たまにしか来ない。たまにしか来ないから尚良い。特に嫉妬。自分の中の嫉妬心を自覚する瞬間が良い。おっ!これが嫉妬か!!!人間の感情♪となる。バケモンのセリフすぎる。

私が自分と遠い属性の友達が多いのは、自分と近い属性の人には嫉妬心が先に来て仲良くできないからなんだよな。これ、異性の場合は逆で、近い属性で絶対に勝てないと思う部分のある人を盲信する傾向がある。

彼氏は、基本は遠い属性の人なんだけど、ちょっとだけある似ている一部について、絶対に勝てないなと思う。バランスの良い存在。あと私のことが好きすぎる。

取ってつけたように彼氏のことを書くのは、好きな人がめちゃくちゃ良いんですよねというのを見て欲しいから。お気に入りのキラキラシールを見せびらかす小1なのである。


昔の自分、子供で可愛いねという気持ちになる。今の自分と地続きであるということが、事実ではありながら、絶対に戻れない。あんなに堂々と悪い意味でのセンセーショナルな存在になれる隙間は、もうない。

あまりにも全部が間違っていて、でも間違っているまま存在することを受け入れていた。今はもう、間違っていることの歪みに耐え得る柔らかさ、無邪気さが無い。

つまらない人間になっている途中。でもそれが落ち着く。抗わず、心のままに生きようと思う。

あの時、一生忘れないと思った月の形を、私はもう覚えていない。

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