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ウェルプレイド・ライゼストの代表取締役を退任します

みなさまこんにちは。高尾です。
本日ウェルプレイド・ライゼストから一つお知らせをいたしました。

https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230116590059.pdf

内容はタイトルの通りとてもシンプルですので結論としてはそれ以上も以下もないのですが、少しだけ僕の口からもメッセージを添えさせていただければと思いnoteを書くことにしました。

どうして代表を降りるのか?

これはひとことでお伝えしきることは本当に難しいのですが、想いとして大枠を占める部分としては新しい挑戦をしたいからです。もう少し具体的にお話をすると、例えばウェルプレイド・ライゼストでの僕の挑戦とは「ゲームにもっと市民権を」などのビジョンを掲げeスポーツを事業として成立させるということです。これ自体は現在進行系で続いているものではあるのですが、これと平行して他にも挑戦してみたいと思っていることがいくつかありました。
※2019年に書いたnoteにもその片鱗が残っていました

少しだけかいつまんで引用します。(お時間あれば元記事もご覧ください)

・僕は現時点でやりたいことがたくさんあって、できればすべて実現したいと考えています。

・全部を同時並行で進行させるほど器用ではないので、一つずつクリアしなければなりません。クリア?クリアということはつまり、自動的にesportsを一生涯やり続ける選択肢はないのだと気づきました!

2019年の内容ですので具体的な「挑戦したいこと」自体においてのアップデートはあるのですが、大方針としてはこの頃と同じ想いでいます。そしてそのタイミングが結果的に今ということです。

どうしてこのタイミングなのか?

なぜ代表を降りるのか。に対しては大枠として新しい挑戦がその理由にあたります。それではどうしてこのタイミングなのか?です。前述したようにeスポーツ以外にもやりたいことがあるという話はnoteを書いた2019年のタイミングでも共同代表である谷田には話をしていました。話をしていたといっても未来のどのタイミングで、どういうふうにみたいな話ではなくあくまでも僕の思想として共有していたレベルではあります。この頃はまだ会社を上場させるための準備段階の第一歩目すら踏み出していないような頃でしたし、会社を合併するという大きな舵を切ることも全く予期していない頃でした。

さて、一気に時を進めて2022年12月上旬。ウェルプレイド・ライゼストが上場したのちに改めて谷田含め他の経営陣に個人的な挑戦の話をしました。すると返ってきた言葉は「やるなら早い方がいいんじゃない?」でした。そんなこと言われると逆に寂しくなるレベルではあるのですが笑、経営とは決断の連続であると言わんばかりの決断力がウェルプレイド・ライゼストの経営陣にはあるということかもしれません。僕自身としても新たな挑戦をしていきたいという思想は急に芽生えたものではありませんので、この大きい決断に対して全力で感謝し応えさせていただいたというのが、タイミングについての話となります。

無限の価値を秘めた、”没頭”を探しにいきたい

正直なところいつから何をする、というのは全く決まっていません。ただ、何をやるかという進め方ではなく、自分としてどういう想いを大切にしたいかということによりコミットしていきたいと考えています。これについて具体的なキーワードとして今浮かんでいるのは「没頭」です。なぜ没頭という言葉に行き着いているかを説明していくと今回の趣旨から大きくそれてしまいそうですので簡単にまとめると、何かに没頭できるという状態はとても強く、価値があると信じているということです。僕自身、より没頭できる何かを今以上に見つけていきたいですし、すでに何かに没頭している人や、没頭できる世界そのものに対して、その価値を最大化させるような動きをしていきたいなと考えています。

感謝。これまで私やウェルプレイド・ライゼストに関わってくださった全ての皆様へ

会社のメンバーはもちろんですが、本当に色んな方と様々なご縁をいただきました。創業当初は10畳程度のワンルームマンションをさらに間借りするというベンチャーあるあるでしたし、初めて採用した社員にはきちんと給料を支払えるのかドキドキしました。それからカヤックと資本業務提携をして傘下に入りましたし、競合であったライゼストと手を組み、社名も変わりました。そんでもって世にも不思議な三代表という形で今日までやってきました。道中、代表同士でクソほど喧嘩もしました笑。

ウェルプレイドを創業したのは2015年11月19日。そこから今日まで約7年。本当に色んな想いがありますが、人生を捧げるレベルで仕事が出来たかと自分に問えば、ここは胸を張ってイエスと言えます。

色んな感情が複雑に絡み合って反芻した結果、どうやってもたどり着く結論は感謝でした。関わっていただいた皆様に本当に感謝。会社のみんなにも本当に感謝です。ありがとうございました。

さいごに

ここまで読んでいただいてありがとうございます。書いては消し書いては消しを繰り返し、できるだけ簡潔に(?)書かせていただきました。

渋谷のゲーセンで出会った相手と会社を創ってここまでのストーリーになるとは思いませんでした。

快く送り出してくれたアカホシさん・古澤さん、ありがとう!
ウェルプレイド・ライゼストの発展を誰よりも応援しています。

2023年1月17日

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