”没頭にスポンサードをする”という行為の出口戦略を考える
みなさまこんにちは。ハイッテイル株式会社の高尾です。ぽれさんです。
先日プロゲーマーのあくあ氏とのスポンサー契約を発表しました。
さて、スポンサー契約をしたはいいものの、商品やサービスなどスポンサー側としてアピールするものが現時点で何もないという、なんとも不思議な状況となっております。費用対効果を求めるどころか効果測定するモノがないので、改めて思い返してもなかなかヤンチャなスポンサー契約ではあります。ですが僕は彼の人生をかけた”没頭”に意味を感じ、その没頭の先には何かしらの価値が生まれると考えています。この価値の解明・創出こそがおそらく”没頭にスポンサードをする”という行為の出口戦略なんでしょう。
この出口戦略が僕の中で今、なんとなーく見え隠れしています。もちろん戦略なので全部言ってしまうと台無しになってしまうのですが、基本的に思うことはブレていません。
まだしっかりと言葉は定まりきっていないのだけど、没頭にこだわった先の突破口はあると確信できています。
没頭はノンジャンル
最初にスポンサードをした対象があくあ(プロゲーマー)だったので、次はどの選手をスポンサーするの?と思われるかもしれません。ですがプロゲーマー・eスポーツというジャンルにスポンサードをしたいわけではありません。さらに言えば何か特定のジャンルに対してスポンサードをしたいわけではなく、何かに強く没頭している人を対象としたいのです。おそらく没頭はノンジャンル。わかっていて意味不明なことを言いますが僕は没頭というジャンルに張りたい。
半分言いたいだけですが、僕は”没頭”に没頭しているのかも。あと何度やっても経営者は楽しい。経営に没頭できることは僕の価値なんだと思う。そう考えるとエンジェル投資家の方たちは若き経営者の没頭に共鳴しているんだろうな。もちろんリターンも重要だけど、それだけじゃないよね。
おまけ。初めてスポンサー側の視点に立ったというお話
話は変わって先週末、EVO JAPANという日本で最大規模の格闘ゲームイベントが開催されました。エントリーさえすれば誰でも出場出来る大会で、計5,000名ものプレイヤーが一つの会場に集まりました。(僕も出場しました)
そして当然ではありますがハイッテイル株式会社がスポンサードをしたあくあ氏も出場しました。スポンサー側の立場として大会を見守ることは、これが初陣です。
予選トーナメントは選手も観客も同じ場所にいていいので、真後ろで応援しました。結果的にこの日は無敗で次の予選に勝ち進むことができたのですが、心臓がキューッとなるのを感じるくらいギリギリの試合もありました。実際に試合をしているあくあの方が何十倍もプレッシャーがかかっているのは当然ですが、背中の緊張感と勝利したときに見えた少しの安堵の表情。紛れもなくアスリートが受けるであろう感情を追体験した瞬間だったと思います。ただこれは純粋にファンとしてあくあを応援することと体験としては同じだとも思いました。応援したいという気持ちにスポンサーであるかどうかは関係ないからです。ただ、彼の没頭にみんなが価値を感じ、その価値をどのように具体的に見えるものにするか。ここにも没頭にスポンサーするという行為の出口戦略がうっすら見え隠れしているなと思います。
さいごに。ブレスト相手を募集しています
あと2、3歩でコネクティングドッツしそうな感覚はあるんだよな〜。
もしも僕のつたない言語化に何かしら共鳴してくれる方がいましたら、ぜひTwitterなどでDMください。ブレストしましょう!
簡単ではありますが本日のnoteは以上です。
またのお越しをお待ちしております。