私はまた愛がどうとか話しています

中途半端な愛を知ってしまったから、真実の愛を求めて恋愛がやめられなくなっているのかもしれません。

真実の愛を知っている人などいるのでしょうか。実際に、交際期間は真実の愛だったのかもしれませんが、別れた瞬間に真実の愛でさえも嘘になるような気がします。私はもしかしたら、一度くらいは真実の愛を経験したのかもしれません。

というか、真実である必要があるのかどうかです。そのような必要はないのかもしれません。嘘の愛でも、受け取る側が信じればそれは真実の愛なのかもしれません。

しれませんの話ばかりでつまらないですよね。私、愛がわかりません。しれませんでしか語れない程度の恋愛経験しかありません。恋愛ではなくても、家族だって友達だって中途半端な関係に思えてしまいます。

優しい人たちに囲まれていると思います。断言はできません。思います程度でしか言えません。私はいつだって独りなのだと思い込んでいます。その方が気が楽です。もう、裏切られたくありません。信じて裏切られることが怖いです。しかし、信じないと信じてもらえないというもどかしいシステムが存在していることもなんとなくわかっています。

幸せそうなあの人たちは、互いに信じることができているのでしょう。羨ましいです。私は人を信じることができないので、きっと、誰からを信用してもらえませんし、愛を与えてもらうこともできません。裏切られ続けるし、私はその裏切りだけを信じる哀れな人生を歩むのかもしれません。

私は今からでも変われるのでしょうか。何度も試みて失敗しています。誰かと交際するたびに、愛を信じることができない受け入れることができない自分が嫌になります。素直にありがとうと言いたい、素直に私も愛してると言いたい。こんなにも簡単なことすらできない私は、何が欠落しているのでしょうか。私は、どこから間違えてしまったのでしょうか。真実の愛なんて馬鹿馬鹿しいと言えるひとになりたいです。私の世界には存在しないかもしれないものを求めて生き続けることは、酷く苦しいです。