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2023 買ってよかったもの

をっををです。
普段パソコンで曲を作ったり、BandcampというサイトやM3という同人音楽製作者の即売会で曲を配布・頒布したりしています。

久々にnoteを書こうと思ったら、去年の今頃こんな記事を書いておりました。

2022年に買ったものの中で「これ買って大正解だったなぁ~」というものをつらつら並べていく記事です。
今年もSpotifyのプレイバックが作成される時期になったので、2023年の買ってよかったものの振り返り、やろうかなと思います。

では、買ってよかったもの、紹介していきます。


DTM関連

曲作りに関連して買ったものを挙げていきます。

Invisible Limiter G3

色付けがほとんどないまま音圧を上げると銘打つリミッターの、G3版です。

自分の手持ちのマスタライザーと合わせて使うことで更に音圧を稼げるようになり、試用版の時点でDTMのQoLが上がったので買いました。
色付けなく音圧を稼げる、というのが売りみたいですが、ぶっちゃけ個人的には色付けがされている方かなという所感でした。身内仲間に所感を訊いたりyoutubeの動画を見たりしていても、どうやら結構色付けがきつめの方らしいです。ですが、それ含めて良い音圧の上がり方をしたので買いました。

Valhalla VintageVerb

Trance, Hardstyle, UKHCコンポーザー御用達が好んで使うリバーブです。
…と言う文句で、去年はこんなリバーブを買っているわけですが…

去年ArtsAcoustic Reverbを紹介したときの言い回しをコピりました

ただ、古臭い名残りかたのリバーブがコレしか見つけられなかったので、これも買うことにしました。
所感が雑ですが、ArtsAcousticはどちらかというと臨場感~という所感のリバーブで、VintageVerbは古いマイクで録った残響音という感じだ~というのを、試用版を使って比較してみても結構感じられたので購入となりました。

Nimble Kick

Hardstyleコンポーザー御用達のサンプラープラグインです。

Gabba・Hardstyleコンポーザーのチュートリアルを見たことがある人はおそらくNimble Kickを知っているのではないでしょうか。僕もその一人だったのですが、今年ようやく買えました。

すっごい良かったです。噂に違いなくベースキック周りの面倒事全部解消してくれたあたり本当に優秀でした。あとよくHardstyleあたりのフィルインでベースキックのtokだけ抜いたりベースだけピッチ変動させたりする動きをNimble Kickのパラメータをオートメーションで動かすだけで再現できるあたりが本当に恩恵として大きいと感じました。

Sylenth1

Trance, Hardstyle, UKHCコンポーザー御用達が好んで使うシンセサイザーです。
以前から入手していたサンプルパックにSylenth1のプリセットが同梱されることが結構あり、「Sylenth1を持っていなきゃ使えないんだけどなぁ…」と悔いていたので、ブラックフライデーで安くなったのを皮切りに購入しました。

スパソの音がすごくあっさりしていて、空間系エフェクターで嵩を稼いでしまってももっさりしにくくて使いやすいシンセと感じました。また音があっさりしていることの恩恵として、リードレイヤーに使っても想像以上の嵩の増え方をせず全体感としてうまくまとまる、というのがあり、その点でも結構アドバンテージを感じました。

Komplete 14 Standard

Native Instruments社から発売されている総合音源ライブラリと音源ライブラリバンドルのセットです。

言葉は無用、ここで褒めなくてもnoteで「komplete」と入れて検索したら誰かが褒めちぎってると思います。
僕自身も大学入ってやっと自由度のそこそこ高いDTMができるぞ~と意気込んでから長らくKompleteを買っておらず、社会人になってようやく今年買った身です。その境遇でありながら、今年めちゃめちゃに使い込みすぎてしまって執筆時には「これ買ったの去年だよな…?」という勘違いを起こすほど手に懐いています。
要するに、コイツは凄まじくパワフルな即戦力音源です。全学生DTMerは買いたいものリストTier1・TierSSに入れてめちゃめちゃバイト頑張って貯金して最速で買いに行った方がいいと思います。

final audio E3000/E3000C

国産イヤホン・ヘッドホンブランドが手掛けたイヤホンです。

これ本当に現行で使っているイヤホンで一番好きで、今でさえこれでお値段4桁代はメーカー側から嘘を吐かれていると思っています。それくらい質が良い。なのでコスパが良い。ターミナル駅前にある大きめのビッグカメラとかなら必ず試聴機が置いてあります。
……たぶんそのはずです。
なので、「家電量販店でイヤホン買いたいよ!」という人は、必ずコレを試聴してほしいです。

QOLアップ用

買って生活全体が面白くなったもの・豊かになったものをまとめていきます。

旅館「ひなぎく」のキーホルダー

存在しない架空の旅館「ひなぎく」の菊の間の鍵についているキーホルダーです。
博物館明治村のSL東京駅売店で購入しました。

昔そこそこ旅館・ホテルに泊まったことがある人なら分かると思うのですが、昔の旅館やホテルの鍵って、縦に長いガラスのキーホルダーが宿泊部屋の鍵についてたんですよね。今は専らホテルの鍵はカードキーとなり、長いガラスのキーホルダーは過去のもので、今の子供方はおよそ見ることのないものになったと聞きます。
そんな昔話もありますが、明治村ではそのキーホルダーだけが売っており、「架空の旅館のこれだけ売ることあるんだ…」と思い、結構その気概が好きだったので購入しました。

高くとも野口のお札でお釣りが400円以上返ってくるくらいの値段だったと覚えています。
検索してみたところ明治村のオンラインショップでの展開はなく現地でしか購入できないようですが、明治村にお伺いされる方は一見してみるといいと思います。架空の旅館以外にも、架空のペンション、架空のホテルのガラスキーホルダーも売っていて、光景としてかなり面白かったです。

Loftの青い櫛

美意識低すぎてようやく今年初めて自分の櫛を買いました。
自分の髪が結構癖強めで、髪が長いときには「寝起きヤシの木どうすべき…」となりがちなタチだったのですが、指以外で髪を梳かせる生活を手に入れることができました。想像以上にいい暮らしです。

ファミマのカップそば

仕事メシのTier1です。乗換駅でいつも買っています。甘めのつゆがそばや天ぷらに合っていて、会社の昼ごはんの量としては「午後もちゃんと眠くならずに頭を回せるようになるくらい」の量でお気に入りです。

余談ですがファミマのカップそばも東西で味が違うんですね。付いてくる七味も焙煎七味か柚子七味で違うんだそうです。似たような話で、どん兵衛の味が東西で違うというのが、今じゃ結構メジャーな話ですが、そういった工夫というのを別のカップそばでもやられてるんだなぁと思いました。

CHP-336 W

寝ながら使える有線イヤホンです。
本当に寝ながら使っています。というか、恥を忍ばず言うと、このイヤホン買う前からスマホにイヤホン差して睡眠誘導用のASMR音声を流しながら寝るという生活をしていました。
で、以前のイヤホンだと寝転んだときにどうしてもイヤホンの硬い部分が枕から反発して耳穴の方に力が行ってしまい、そのせいで若干寝にくくなってしまう、というのがありました。それだけ無い別のイヤホンがあればいいのになぁと思っていたところ、某イヤホン屋さんで偶然発見しました。
試聴機もあったので装着したまま耳を押さえつけてみたのですが、本当に耳穴が痛くならなくて即購入を決めました。値段も手頃だったのも購入を後押ししてくれたという印象です。
聴き感は本当に発話音声に特化したイヤホンで、音楽を体験するというよりはASMR音声がより良い音になる、という印象です。僕自身も音楽聞くときは先述のE3000などと使い分けています。

おわりに

2023年の買い物はこんな感じでした。
個人的には、ようやくDTM関連で欲しかったプラグイン等々が一式揃えられて嬉しい、と思っています。特にKompleteやSylenth1あたりを買えた点で大満足の1年となったと思っています。

一方で、社会人となったからか、余裕が無くなって精神を病んで休職してしまったり、創作のにも余裕がなくなってきて質が落ちたりしているので、何かライトな趣味を増やしたいなぁと思っています。そんな感じの目標を立てたりしないと復職しても労働意欲が出ないままだらけてしまいそうなので…
今のところで考えているのでは、自分がコーヒーを結構な量飲むので、どうせなら趣味にしてしまおう、というところです。エスプレッソマシンとかを買って、家で豆からめちゃめちゃウマいコーヒーでも作れる環境を整えれたらいいなぁと思っています。

何にせよ、来年もいい買い物をしたい機運です。そのための貯金も頑張りたい所存です。
それでは。

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