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白蟻との戦いの日々Ⅳ(半年間の地獄)

 白蟻被害に遭った。それまで被害に遭ったことを認めたくなかった私であったが、畳屋と友人がリホームを頼んだ業者と話をしていくなかで、やっと現状を理解出来た。私は、Y友人からのアドバイスと私をサポートしてくれると言う心強さから自分で白蟻駆除をすることにしたのです。

 実際に気がついたのは、2020年3月頃。白蟻被害に遭った友人に話したのが5月の終わり。そして現状と業者に1度見てもらうとY友人に話したのが6月の初め頃であった。

 最初は、白蟻被害に遭った友人が駆除剤はとても体に悪い。臭い。扇風機を2台回しながら、窓を全面開けろと色々素人なりのアドバイスをくれた。実際は、畳屋の紹介で畳と全てで50万円で簡単に済ませれば楽だからとも言われた。

 しかし、お金をあまり使いたくない私は、Y友人と話をしながら、白蟻の事を調べたり、駆除の材料を購入するために、ネットで調べては、ホームセンターに行って同じ物を探した。

 最初に基礎の木に塗る駆除塗料を購入した。昔と比べて5年しか効果のないものなので、人体にそんなに影響は無いと思えるのですが、その頃はとても怖かった。それで塗料用のマスクも5,000で購入した。刷毛で塗ると書かれていたので刷毛を購入した。

 土を駆除する乳化剤とつぶの粉を購入した。それと白蟻ハンターというベイト材も購入した。

  床下に潜るのでリフレクター投光器とコードリールも購入した。

 被害に遭った居間の畳6畳分は、畳屋が白蟻被害に遭ってるかもしれない。白蟻が畳のどこにいるか分からないと言いだしたので、6畳分の畳を処分してもらうことにしたのです。

 白蟻駆除当日は、畳が無くなったら垂木の上に板が貼り付けてあるのですが垂木とその板を釘が打ち付けてあるそれを釘抜きで取る作業が大変で釘が錆びて釘抜きが使えない。板の裏からハンマーで力一杯叩いてその板を40枚近くの釘を外した。この作業はY友人が全てしてくれた。本当に感謝しています。

 最初に基礎の木が黴びていたので、ウエスにエタノールを含ませて拭いて乾いてから白蟻の駆除剤白アリスーパー21を刷毛で塗ったのです。

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 垂木の被害に遭っている所は、入念に塗っていたが地面の蟻道の城の近辺をどのように対処して良いのか?しばらく様子を見ていると大きく2カ所の基礎のコンクリートの周りに小さな蟻道がありコンクリートと基礎の木のつなぎ目辺りから上に小さな蟻道があった。それをヘラでこさいでみると小さな穴があった。

 ちょっと疲れて小休止しながらその辺りを見ていると、小さな透明な白っぽい怖い頭の形をした物がゾロゾロ動いているのに気がついたのです。その時初めて白アリを見たのです。

つづく


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