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キルラキルを見ました

お久しぶりですアニメオタクオットセイ代表です。
邪神ちゃんドロップキック´を一気見したきりのアニメ感想になります。
時間はいくらでもあったのに、2週間も視聴にかかってしまいました。
それにも理由がありますのでそこ含めてお話していきましょうか。

まず視聴理由ですが、友達から出た課題アニメであることが一つ。
そしてなにより、TRIGGER作品を見て見たかったのが二つです。
お恥ずかしながら、アニメオタク代表を名乗っておきながら大多数のファンを持つTRIGGERの作品を見たことなかったんですよね。
ずっと見たいみたいとは思っていたし興味もアリアリだったんですけど、どれから見ようか悩み続けたり、あとノリと勢い!みたいな作品が正直苦手なので潜在的に避けていました。

しかし僕がアニメくんであり続けるには避けて通れぬ道。
2クールアニメの一気見かつ、後書の理由含めて見るのに疲れましたが、とても面白い良い作品でした。見てよかった。
以下感想、ネタバレ注意となりますが、その前に一つ言わせてください。
このアニメは17話からが本筋・本番です。
これから視聴される・見ていて視聴継続を悩んでいる方は、とりあえず17話まで頑張ってみてください。結構先ですけど。










まず作画について。
TRIGGERといえば、激しく動くアクションから一目見ればTRIGGERや!と分かる作画が特徴的ですよね。
実際戦闘シーンはまあもうべらぼうに動きます。
ただ画面上の情報量は凄く多いですが、中身は基本ループなんで緻密な戦闘シーンというわけではないですが。
でもいっぱい動いてたら迫力あるしかっけーとはなります。
僕が特に好きだったのは15話の流子vs皐月。

鉄骨を走り回るところとか躍動感合ってテンション上がりました。
このときの戦闘シーンが一番二人の力が拮抗していたので見ごたえ抜群ですねえ。

作画監督のすしおさん曰く、リミテッドアニメを意識したセル画時代の作画を目指したとのことですが、アクションも作画も、話のノリもすべて、僕はディズニーアニメに近いんじゃないかなって思いました。
ギャグのノリとか、デフォルメチックなキャラ作画とか、色の多くない独特な塗りとか、なーんか既視感あるなと思ったらディズニーアニメのそれなんですよ。
TRIGGER作品の海外人気が凄い理由は間違いなくここだと思います。
慣れてる絵柄だから入りやすく違和感を感じずらいんでしょうね。

特に満艦飾家族との食事なんかまんま海外アニメ。
汚い食事シーンやありえない量の料理とかね。アメリカ人食べ物で遊んだり粗末にするネタしがちですから。
ちなみにそこが僕の唯一苦手なシーンでした。海外アニメを見ているときもよく同じ不快感を覚えます。
好き嫌いの多い僕ですが、食べ物で遊ぶなと大好きなおばあちゃんに育てられたデブなので…



次。シナリオ。
正直17話まで面白いと思いませんでした。
予想通りの想像通りといいますか、僕がTRIGGER作品を避けていた理由マンマがそこにあったって感じです。
なんか戦う!なんか頑張る!なんかうまくいく!なんか勝つ!みたいな。
努力友情ノリで全部解決!って感じでとにかく戦っては根拠の薄い勝利がただひたすらに続いていきました。
何にでも根拠を求めるコッテコテ設定厨から真逆に位置するような展開と流れ。

あとこれも人によっては良さだとは思うところなんですけど、べらぼうにテンポが良すぎるんですよ。
とにかく詰め込め込めるだけ詰め込まれてて話の展開も早いし、毎話必ずと言っていいほど戦闘シーンがあるので1話1話が重くて視聴に疲れます。おじいちゃんにはなかなか堪えました。
イメージとしては、土曜夕方にやっているような4クールのアニメを、2クールに詰め込んだって感じ。
この二つが僕の視聴ペースが落ちた要因になります。

で、途中まであーあやっぱこういう感じの作品ねと諦めて半場義務感で視聴を続けていたんですけれども。
17話。17話からはまーじで止まらなくなるくらい面白かったです。
皐月達本能寺学園が反旗を翻すところまでは読めてたんですよ。
でも、そこからの流子の血縁関係とか、生命繊維とはとか、世界観の説明がドカーーーーーーっと一気に入ります。
伏線回収というほど伏線はありませんでしたが、今まで意味が分からず見ていた部分の疑問解消がされて設定厨大歓喜。ま~~~気持ちええわけですわ。
いままでなんでこいつらこういうことしようとしてるん?なんで戦ってるん?という状態でまるで入ってこなかった話が、背景が分かることで急に入ってくるようになります。

そしてそこからの展開がとにかくアツい。
TRIGGER作品といえばその2も、こちらは嬉しい予想通りでした。
敗北からの逆襲、今まで敵だった・ライバルだった相手が仲間になって、更に強大な敵に立ち向かい共闘する。
何も新鮮味もないし練られた展開でもない。
でもアツいもんはアツい。ド王道で大正解の流れなんですよね。
最終話のラストバトルとかもうトンデモドッカン大バトルでしたけど、17話からの勢いの最後ですから、序盤好きになれなかったこのノリも悪くないかなと思いました。




最後に音楽とキャラデザについて。
先ほど序盤の視聴がしんどかったと書きましたが、そこを支えてくれたのが素晴らしい音楽とキャラデザの存在です。
このアニメ、音楽・キャラデサ・作画・声優と素材は間違いなく一級品なんですよ。
それでいて後半あれだけ面白いわけですからこれだけ人気で評価されているんだと思います。

音楽を担当されているのはガンダムUCを見たときから大好きな澤野弘之さん。

ネットでオタク寄りの動画をよく見られる方は絶対聞いたことあるんじゃないですかねこの曲。
最初に劇中で流れたときに「あっこれかぁ!」となりました。盛り上がる素晴らしいBGM。
そしてOP1ED1OP2ED2すべて良い曲です。
前者3つは有名ですし、元から知っていて良い曲なのは知っていたのですが、アニメを見て初めて知ったED2であるさよならポニーテールの「新世界交響楽」が僕にぶっ刺さり。

ふわふわとした雰囲気の中に、どこか透明感を感じる凄く良い曲だと思います。
初夏の晴れて良い天気の日に聞きながらお出かけしたいですね。

アニメを見て知った曲をもう1曲。藍井エイルさんの歌う挿入歌「サンビカ」も凄く好きです。
シリウスももちろん良い曲ですが、サンビカは作品のいっちゃんいいとこでいつも流れるもんですから頭に強く残りましたね。

あとキャラデザ・衣装・メカデザ?についてですが。

えっちすぎません?このアニメ

鮮血・純血の人衣一体の変身シーンや変身後は言うまでもありません。
僕がイチオシしたいのが蛇崩乃音ちゃん。
序盤はなんだこのうるさいピンク髪くらいの認識だったんですけど、18以降のヌーディストビーチ装備のののんちゃんがありえんえっちフェチズムガン刺さり。

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肌色面積広すぎでしょ。こんなんだかんて。
これでいて本人はこの姿をまったく気にしてないのが最高です。たまらん。

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最後の三ツ星極制服もなかなかにえっち。
ののんちゃんに限った話ではなく、四天王全員最後の極制服は露出強めでどこかヌーディストビーチ装備の名残がある所良いですよね。


以上感想でした。
やっぱ合う合わない以前に人気作は人気な理由があるってことをよーく感じました。食わず嫌いはよくないですね。
本当は初TRIGGERはグレンラガン(厳密にはTRIGGERではありませんが)と決めていたのですが、結果的にキルラキルを入り口にしたのはよかったと思います。
この勢いのままBNAも見てきますかね。グレンラガンもリトルウィッチアカデミアもいつかは見たい。






オットセイに課金してもガチャは回せません。