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アニメ『境界戦機』の個人的な感想とか

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境界戦機の感想文です。
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2022年5月の記事一覧

アニメ『境界戦機』の個人的な感想 第20話…とか編①(グズグズに崩れていく世界観)

今週の境界戦機、ある意味で大きく話が動いた回であったと言ってもいいだろう。

大ユーラシア連邦、自由アジア貿易協商、オセアニア連合。北米同盟と対峙している三つの経済圏の支援を受けて新潟地域にヤタガラス中心で新しい日本人国家を成立させるという提案を受けたのだ。

これはヤタガラスにとっても簡単に答えの出せるものではない。
形骸化しているらしいものの日本政府を抱えている北米陣営から睨まれるし、他のレジ

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アニメ『境界戦機』の個人的な感想 第18話編②(感動ポルノにすらなってないお粗末さ)

前回の記事についてよく考えるとちょっと言及しないといけないところ飛ばしすぎなんじゃないかと思ったものの、正直全てに突っ込んでいくとこっちの気力が保ちそうにないので勘弁してもらいたい。

ヤタガラスが保護区に到着してから一夜明け、北米軍が侵攻を開始、ゴウケンとマサキらヤタガラスと保護区のユーラシア部隊は表向きは敵対しているように振る舞いながら北米軍を牽制、時間稼ぎに徹する作戦を取る。
対する北米軍は

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アニメ『境界戦機』の個人的な感想 第18話編①(迫り来る本当の文脈崩壊)

前回のラストでコンタクトを取ってきたユウニイこと末永ユウセイだが、前回かなり険悪な様子で物別れになったのに一体どうしたのか。自分のとこの自治区に危機が迫って来ており恥をしのんで助けを乞うのかと思いきや「独自のネットワークからユーラシア圏の親日軍人が運営してる秘密の保護区に危機が迫ってるので助けてやってほしい」とのこと。

脚本お前ふざけんなよ。
これわざわざユウニイを出すのは脈絡無さすぎるだろ。ど

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アニメ『境界戦機』の個人的な感想 第17話編?(宇堂キリュウを通して見るアモウの心理に関する一考察)

今回の記事だが大半が主観に基づく憶測になっているのでいつも以上に怪しい内容になっていることを改めて断っておく。それでもいいという人はどうか読んで欲しい。

はじめに
二期が始まってから以前と随分印象が変わってしまったアモウに何があったのかが一応語られはしたものの分かったのはアモウの傷心状態が深刻で一言二言の慰め程度ではどうにもならないということくらいで、15話で彼が苛烈な行動を取った理由にはならな

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アニメ『境界戦機』の個人的な感想 第17話編②(北米軍侵食!ひとりDSと化したゴベール)

最近の陰謀論でよく見かける『ディープステート(略称DS)』、なんでも「情報や経済を牛耳っており世界を支配している巨大な存在」とか言われてるらしい。自分はこの手の話題に疎いので詳細に説明はしない(出来ない)のだが、このアニメではそれと似たようなポジションのキャラが登場する。

一期では主人公らの味方であるかのように振る舞いながらその裏で自分の野心を満たそうと動いていた男、ジェルマン・ゴベールである。

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アニメ『境界戦機』の個人的な感想 第17話編①(思ってたのと何か違う)

前回ガシンが必死になって呼び掛けたこともあり自分の身に何が起こったのか話す気になったアモウだが、彼から語られたのは(ある意味)衝撃的な出来事であった…!
ツイッターの方でおかしなのに絡まれたりしたからか何としてもこの感想文を完遂してやろうという気持ちになってるので(何で?)この気持ちのままやっていこう。

秘密施設での生活隠岐の島戦の後トライヴェクタの人間に回収されたアモウは彼等と行動を共にしてい

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アニメ『境界戦機』の個人的な感想 第16話編②(露骨な描写不足なのにマシに見える不思議)

時間が開いてしまったがやっていこう。
北米軍とユーラシア軍の戦いだが中々苛烈なものになっているらしく、割合で言えば北米軍の方が被害が出ているらしいことをセリフで話しているのだが、セリフだけでしか語られず画面でその内訳を見せられる訳でもないのでただの尺稼ぎにしかなってない。
まぁそんな中でも手品を披露したり格好つけた物言いでキャラ付けをしようとしているアレクセイの印象はそれほど悪くないのも不思議なも

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