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(支援団体のご紹介#2)NPO法人なかよし学園プロジェクト

チョーク1本で世界を変える

世界には戦争やジェノサイド(虐殺)、自然災害の影響を受けて、頑張りたくても頑張れない人たちがたくさんいます。そんな人たちに「今、自分ができることをしよう」を掲げて、現地に赴き活動する団体としてなかよし学園プロジェクトは発足しました。私たちは「教育」を通じて社会の土台を構築し、「教育」を通じてその国の発展に寄与し、「教育」を通じて世界を平和にしていく活動を続けています。

図2

「出逢ってしまったら見て見ぬふりはできない」
私が最初にカンボジアを訪れた時、ある光景を目にしました。それは1cmにも満たないチョークを使って授業をする学校。教科書は無く、先生は赤ん坊を抱えながら教壇に立っていました。でも、私が授業を始めると生徒たちは「ハイ!ハイ!」と手を挙げ、どの子も「もっともっと教えてよ!」と訴えていました。

私たちは現在カンボジア、ネパール、ルワンダ、コンゴ民主共和国という国々で活動を行なっています。どの国も戦争や大地震など自分にはどうしようもない理由で勉強ができない状況にあります。

「頑張りたいのに頑張れない」

勉強したくても、道具がない、先生がいない、学校がない、それではせっかくのやる気も奪われ、夢なんて持てないですよね。
だから私たちは「今、自分にできること」を掲げてこれらの国を訪問し、授業を行い、必要な教育資源を提供するなど教育環境整備に力を注いでいます。

また、私たちの活動を広く日本の皆さんに伝え、積極的に活動に参加してもらうことで、世界の現状を多くの人に知ってもらい「自分にも何かできるんだ」ということを知ってもらいたいと思い活動しています。

図1

私たちは日本の皆さんから預かった勉強道具を世界の子どもたちに届け、いただいた寄付で授業に使う教材を購入し、企業と提携し資金を集め将来の学校建設に向け活動しています。

ニュースで世界中の悲惨な状況を目にしても心を傷めるばかりで何もできない、私自身がそうでした。でも、一歩足を踏み出してみたらできることがありました。同じ気持ちでいる人にその一歩の後押しをしたい。ただの寄付ではない、一緒に活動する経験で世界とあなたを繋ぎたい。これが私たちなかよし学園プロジェクトの理念です。

ぜひ多くの方に私たちの活動に興味を持っていただき、一緒に世界を舞台に活動を始めることを願っています。

世界全体を変えることは私たちには難しいかもしれない。でも、私たちが出逢った一人の環境は変えていける。そう信じて、世界中の多くの人と出逢い、お互いに助け合う基盤を作っていきましょう!

カンボジア


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世界を旅するTraveler。でも、一番好きなのは日本、でも住みたいのはアメリカ・ユタ州。世界は広い、というよりも丸いを伝えたいと思っている。スナップシューターで物書き、そうありたい。趣味は早起き、仕事、読書。現在、学校教員・(NGO)DREAM STEPs顧問の2足の草鞋。