LGBTと生産性

ここ数日紙面を賑わす、LGBTと生産性の問題。そもそも生産とはなんだろか?社会を持続するために何かを生産する、それだけの価値観で生きるのは悲しく無いだろうか。生み出すことだけが価値観であれば、牛乳を作り、挙げ句の果てには自分自身が人間の食料となる牛は至上の生産性を誇る。それでは、人間の存在意義は何だろうか?消費するだけの存在?
今回の発言は政治家のエゴというよりかは人間の存在価値を脅かす。つまりは、人間ほど世界に対して何かしらの生産をしていない存在は無いのでは無いかとさえ思う。人間の本来の価値は知恵である。これに関しては他の動植物の追従を許さない。知恵を駆使し、世界を前へと進める。もちろん、前へ進めすぎると弊害が起こるから立ち止まり修正することも出来る。そういう存在である。何かを生み出す、生み出さないという二者択一の価値観は人間の存在事態を否定することでもあると思う。そのことに気づいて欲しい。杉田議員は。

(ブログ移転の過去記事です)


世界を旅するTraveler。でも、一番好きなのは日本、でも住みたいのはアメリカ・ユタ州。世界は広い、というよりも丸いを伝えたいと思っている。スナップシューターで物書き、そうありたい。趣味は早起き、仕事、読書。現在、学校教員・(NGO)DREAM STEPs顧問の2足の草鞋。