チーム

小学生の時は、プロ野球選手になって投手になりたいと思っていた。
ただ、チームプレーが苦手だった私はマンションの塀に向かって、自分で思い込んでいる「カーブ」や「シンカー」を投げ込み、練習していた。
野球選手になった自分を想像していた。
中学生になり、体育の時間が苦痛になるほど、体を動かすことが嫌いになっていた。
本を読んだり、好きな英語のラジオ講座を聴いたりして過ごした。
しかし、なぜか毎月発売される雑誌「月間ジャイアンツ」を少ない小遣いで購入していた。
何時の頃からか、野球とは縁がなくなっていった。
しかし最近「一人で出来ることはたかが知れている」と聞いた時に、内心「チームプレー」が全てではないと思いながらも、自分もチームに参加したいと思うようになった。
「侍ジャパン」というのも、あまりなじみはないが、それぞれ「チームの枠を越えて、チームプレーをする」ということの大切さを教えてくれているような気がしている。

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