感じ考えていること
今日は坂爪さんのお話会に参加しました。彼女に連れられて。テーマは男性性女性性。自分とは考えが180度違う人がいて、その意見が新鮮でした。
こんなにも世の中の型に自分をはめて、生きていかなくちゃ!と思っている人が多いのか…!生きづらい人が一生懸命話されている姿に胸が痛くなりました。
そもそも社会的な男性女性という考え方は社会が勝手に決めた「らしさ」、だったり、ただのルールに自分の考えをはめこまれてるような感覚があるので、個人的にはとても苦手です。そういうの超えて、人としてどう在りたいかを考えればいいやーん。って。
ただ、そんなことを考えていると、実は自分が一番男らしさ女らしさにこだわっているのかも、と思うことも。
出来る限り色んなバイアスからフリーにいたいと思う今日この頃です。
皆さんの話を聞いていて、一番自分にしっくり来ている考え方「文人主義」を思い出しました。
平野敬一郎さん著『私とは何か「個人」から「分人」へ』
2年前くらいから私の考え方に大きな影響力を与えてくれました。
個人は1つの人格だけで出来ているのではなく、色んな人との間に分人がいてその分人の集合体で出来ている、という考え方です。
型にはめられて、本当の自分を出せない…と思っている人は、この空間にいる私の分人は嫌いだけど、〇〇さんと話している私の分人のことは大好き、そんな風に考えることで少し楽になるのではと思いました。
私の全部を否定するのではなく、〇〇の分人は嫌い、と考えることで、全体のバランスは保たれるのでは…と。
そして、自分が好きな分人ばかりでいられるように、自分が接する人を選んで行けば良いのでは…と。
分人といい、瞑想といい、いかに自分を知って、自分に向き合って生きていくかが、心の平安に繋がり幸福な人生の重要な要素になるんだろうなあと思います。まずは自分が体得して、しんどい人にも教えてあげたいな。
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