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引き時を見逃さずに差をつけろ【麻雀】

私は麻雀を続けてきて
人と打っても困らないぐらいには牌効率や押し引きを覚え
ある程度戦えるようになりました
ただし勝ち越して上を目指すにはまだまだ不足していると実感します
今、私が他と差をつけるべく目指しているのが

引きの大ミスをしないこと です

一定以上の技術を持ったプロフェッショナルたち相手に勝ち越すには
微差の技術や小さなミスもしないようにして差をつける必要がありますが
アマチュアレベルであれば大ミスしないことで差をつけられると思っています

では何故「引き」の大ミスなのかというと
押しに比べて差がつきやすい要素だと思っているためです

引きの大ミスとは
見合わないところからの放縦や高打点へのアシスト を指します
うっかりしてやってしまうケース
結構心当たりありませんか?
相対的に自分の方が手が悪い(遅い・低い・和了りにくい)ときに
割に合わない押しをしないために
・どういうものが割に合わないのか指標を決める
・相手の出す危険信号を察知する

この2つを意識するようにしています


【どういうものが割に合わないのか指標を決める】
これは私なりの指標なので正解というわけでは無いです
参考にしてもらえればと思います
(麻雀なので状況に応じて判断を変えざるを得ないときがあります)
平場基準です
自分が大きくリードしているほどラインは厳しくなり、逆だと緩くなります

割に合わないラインとは
・9順目以降or後手 の低打点愚形の一向聴未満
※低打点:3200以下
※愚形:単騎カンチャンペンチャンシャボ

高打点アシストとは
・初牌ドラ切り
・染め手への鳴かせ
※順目が深くなるほど気を付ける

放縦にならない鳴かせでもはっきりと損している自覚が必要です
低打点愚形でも和了りを目指すことで得られる加点よりも
大きな失点をするリスクを減らす方が成績に良い影響を与えると思っています



【相手の出す危険信号を察知する】
危険信号はおおよそ下記を考えています

1.染め手を目指した河や鳴き(河に一色を除いた中張牌が並んでいたり、字牌が後から出る)
2.ドラの出るタイミング・ドラポン
3.誰かの明確な押し(リーチや役牌ドラポンなど)に危険牌を切っているか
4.中張牌(4,5,6)や尖張牌(3,7)の手出し
5.手役の限られる鳴き・河

上位のものほど労力対効果の高い危険信号だと思っています

これらに気づくには相手をよく見る必要がありますが
手出しの暗記までやるのはコスパが悪いと思っています
相手の打牌を見て思考するだけなら
そこまで難しくありません
手出しを見逃したとしても多少情報が減るだけなので
後からでも思考するようにします

ほとんど思考ができなくても相手の打牌に意識を向けるようになると
自然と全体の河を見るようになり
牌効率や押し引きのミスも減ります

情報の少ない順目でのダマタンピンドラドラへの放縦は仕方の無い類でも
2副露の清一色への放縦は防げた可能性が高いですよね
もちろんこの時に先制リーチや高打点テンパイのような
割に合わない状況じゃなければ話は別
清一色を目指している人がいたとしても先制良形などを毎回降りていては勝てる勝負も勝てなくなります

悲しみの一例(仕方ない編)
役ありで打点も悪くないからダマ… とはしないでしょう
点数状況がそれを良しとしない状況です

先制親立直


悲しみの一例(悪い放銃編)
トップ目で南が鳴けず進みも悪い
対面が筒子染め手で満貫には放銃できない
そっちに集中して上家が中張牌や尖張牌を手出ししていることを軽視して
間に合っていない9索で放銃
自分で和了る必要もあると思っていたが対面に和了ってもらう方向で良かったかもしれない

悪い放銃

現代麻雀は研究が進み複雑化していると言えます
特に押し引きに関しては明確な正解は無いといってもいいでしょう
人によって意見が分かれるようなレベルのところで差をつけにいくよりも
明確にミスと言える割に合わない失点を減らすことこそが
周りよりも成績をあげる近道だと思っています

もしそれでも負け越すのであれば牌効率への理解や押し引きの面で差がついてしまっている可能性が高いです
場を見る癖をつければあとは場の情報から読み取る技術をつけるだけ!
座学でフォローして追い抜かしてやりましょう!

ここまで読んでくださりありがとうございます
河や手出しの情報で相手の手牌を読み切るのは難しいです
思っていたのとは違うこともあるでしょう
大切なのは自分が悪いときに気づかぬまま失点をしないこと
自分に和了りがないなら防げる失点を防ぎましょう

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