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クロアチアの郷土菓子


クレームシュニッタ (Kremšnita)

カスタードクリームとメレンゲが2層になったクリームをパイ生地で挟んだケーキ。クロアチアをはじめ、中央ヨーロッパ諸国で広く親しまれているお菓子ですが、クロアチアではサモボルの名物としても知られています。他の地域では冷たいデザートとして供されますが、サモボルでは温かくして食べるのが特徴です。


フリトゥレ (Fritule)

クロアチアの小さなボール状のドーナツ。レモンやオレンジの皮、レーズン、ブランデーもしくはラム酒などが入った生地を油で揚げて作られるお菓子で、お好みで粉砂糖やチョコレートをかけて仕上げられます。クリスマスの時期に食べる習慣があります。


ロジャータ (Rožata)

クロアチアのプリン。リキュールやラム酒、レモン・オレンジの皮で香りづけされた風味豊かなデザートで、クロアチア南部・ドゥブロヴニクの名物として知られています。その名称は”Rozalin”(ロザリン)と呼ばれるバラのリキュールに由来し、伝統的にはこのリキュールが用いられます。


マジャリツァ (Mađarica)

「ハンガリーの少女」を意味するクロアチアのチョコレートケーキ。特にお祭りやお祝い事など特別な機会に多く供されます。その起源や語源について明らかにはされていませんが、ハンガリーのケーキをもとにマジャリツァが生み出されたと考えられています。



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